いいじ探検隊
1月18日に飯地町民10名が集まり9時に出発
飯地町杉ノ沢地区にある「前平観音」と「石灰鉱山跡」に行きました。
杉の沢地区の畑の脇から降りる山道は、木曽川の方へと向かって下る急斜面が続く道。自然落枝の杉の葉や枝がいっぱいで足元に注意を払って歩かないと、転んで斜面をどんどん転がっていきそう。
15分程歩いて「役行者(えんのぎょうじゃ)の石仏」に着いた。
役行者とは修験道の開祖といわれる人。修験者が修行を行った場所や地域の守護神として、各地にこうした石仏がたてられた。
ここは斜面から大きく張り出していて、木が生い茂っていなければ、辺り一帯を見渡せる物見台のような場所だった。
役行者の石仏は、木の根っこに挟まれたまま固定されて台座の隅の方に追いやられていた。
石仏のところで後ろに振り向くとアベマキ三兄弟がいた。
さらに、下へ斜面を降りていくと「前平観音」に。
(写真:前平観音の石仏)
前平観音は、木曽の材木を木曽川に流して運んでいた時代に、作業の犠牲になった人たちの縁者が石仏を奉納したもので、石仏は全部で三十三体。
屏風が開いたような形の絶壁の岩場に石仏が置かれていた。一番上の石仏を見るには、急斜面を登らなければならない。登れたとしても無事に降りて来られないと思ったので下から見上げるだけにした。この石仏を奉納するためにも犠牲者が出たのではないかと想像してしまう。
(写真:岩の割れ目にも石仏が置かれていました)
さらにさらに、斜面を下って「石灰岩掘削跡地」「磁鉄鉱掘削跡地」へ。
前平観音から15分ほど下った辺りに、岩場を掘削した跡あり。もう100mほど下れば木曽川らしい。川の音はするけれど、生い茂る木で木曽川は見えない。
大きな岩の割れ目があった。この奥に「磁鉄鉱」を掘削した跡があるようなので見た。すくむ足で割れ目に挟まった岩に足を乗せて、割れ目の奥を覗くとピラミッドの石室を思わせるまっ平らな空間が見えた。あれはなんだろう。不思議に思って見たけど、装備もないのでこの想いを持ち帰るしかない。辺りを探すと石灰石や磁鉄鉱があり、おぼちゃんの磁石で磁鉄鉱か確認した。歩くのに精一杯で写真があまりない。
嫁に来て20年近く経つけど、飯地町にこんな場所があったとは話にはきいたことがあっただけで来てみたのは初めてだった。
昔の人々の生活に想いを馳せながら歩く、いいじ探検隊。ドキドキ、ワクワクする時間だった。
12時30分頃解散。