多発性骨髄腫一歩手前とは…、詳細な血液検査の勧め
政治家山本太郎さんが先日記者会見をして、「健康上の理由で衆議院議員を辞職します」と発表しました。健康上の理由とは「多発性骨髄腫の一歩手前にある」とお話されていました。
私はこの記者会見の様子を身近な人達とユーチューブで見ていて、一歩手前にあるとはどういう事?とか、診断されているわけではないんでしょ?などの反応を見聞きしてました。
私なりに記者会見を見ていて、どのような検査や受診の経過で、「多発性骨髄腫の一歩手前」という発表に至ったのかを考えてみました。
健診や人間ドックで受けた検査で、総タンパク、タンパク分画という項目があります。
しかし、このタンパク分画という検査項目は、よほど詳細な検査項目のある人間ドックなどでしか行われていません。あしからず。
上記の検査表は、私達が勧めるKYBメディカルサービスの検査を、ある時期に受けたAさんの結果です。
左端にタンパク分画の検査項目、真ん中左側は結果を割合(%)で、真ん中右側は結果を量(g)で、右端に基準値が示されています。
上の検査表の①~⑥の検査表の結果を、グラフで表したのがこちらです
①アルブミン ②α1グロブリン ③α2グロブリン ④β1グロブリン ⑤β2グロブリン ⑥γグロブリン
(検査機関によりβグロブリンはひとつになっている事もあります、なので①~⑤の波になっている場合もあります)
ここからは私の予想ですが、山本太郎さんは人間ドックか健診で総タンパク、タンパク分画を含む血液検査を受け、または最初の検査で総タンパク値が高く二次検査でタンパク分画を含む血液検査受け、上記のようなM-蛋白がみられた結果だったのではないでしょうか
M-蛋白がみられるとは、上記のグラフの正常と異常を比べてみるとわかるように、 γ-グロブリンの濃度・量が異常に多くなっていて、グラフとして示すとγグロブリン(最後の波)が先鋭で高い形を形成しています。
健診や簡略した人間ドック、通常の病院のセット項目の検査では、このタンパク分画という検査は行われていない事が多いのですが、実は検査に精通している医師にとっては、病気をいち早く発見、又は鑑別する事にとても有用な検査項目と考えられています。
時には数値的な事は把握していなくても、このグラフパターンを一目見るだけで医師は疾患の予測が出来るといいます。
私は、病院勤務の看護師時代は、患者さんの検査結果に添付されてくるこのグラフに関心を持って見る事はほぼ無かったんですが、分子栄養学に基ずく血液検査の判読を勉強するようになって、本当に大切な情報源だなと知る事になったわけです。
山本太郎さんの経過を推測すると、血液検査のタンパク分画でM- 蛋白がみられたために
血液内科かを受診して詳細な検査をしたのではないでしょうか
詳細な検査には、少し辛い検査の骨髄穿刺検査も受けたのかもしれません
山本太郎さんが「多発性骨髄腫の一歩手前」と発表されているのは、ご本人の勝手な表現方法ではなくて、医学的にも根拠のある段階的な表現で、病状を説明された医師からの説明とおりに話したと思われます。
多発性骨髄腫の段階的な表現についてはここでは触れない事とします。
ここで私が発信したいことは、健康管理のために血液検査を受けるのであれば、自分の健康状態を可視化できるほどの詳細な項目のある検査を受けてほしいです。
KYBメディカルサービスの勧める血液検査の初診スクリーニング検査は、血液、尿、唾液の検体で全69項目です。(病態に応じてオプション検査の追加が可能です)
検査を受けた医療機関へ支払う検査料金は、初診スクリーニング検査で11,000円(税込)です(オプション検査料金は別途)
今日の記事で書いた事に関連する、炎症・免疫関連の項目では、CRP、A/G、ALB、α1グロブリン、α2グロブリン、β1グロブリン、β2グロブリン、γグロブリン、WBC、好塩基球数、好酸球数、好中球数、リンパ球数、単球数、LDH、血清鉄、フェリチン、25-OH-VD
の項目があげられます。
どうぞ自称健康と思われている方も、年一回、誕生日に、記念日に、長期休息期間に血液検査を受け、可視化された数値でご自身の健康状態を確認しみてはどうでしょうか
ご興味ある方は、ホームページにある公式ライン又はメールアドレスにてご連絡下さい。