【Think】空想でも難題、憲法改正という悲願。
古明地総理は昨年12月27日の予算委員会における所信表明演説内で、「長年の課題である憲法改正、とりわけ憲法9条をはじめとした改憲議論について、停滞する事なく、結論を出すために前へ進めてまいります。」と訴えた。
シン・空想国会誕生後、常に憲法改正は大きな争点としてあり続ける。
今川内閣による3度の挑戦、国家体制の変革、各議員らによる部分修正案の提出など。多くの挑戦が勇ましく公約に掲げられ、議論され、そしてそのすべてが実現しなかった。
その大きな壁に総理も挑む。
憲法改正が政局の道具になることを批判した記事がある。2025年6月、空想自由報道さきがけは社説「改憲案を政局の道具にするな 憲法への最大の侮辱」(2025年6月8日)でこう述べた。
この憲法九条改正案が、政局の道具にされていることはもはや公然となった。言わせれば、これは憲法への最大の侮辱に他ならない。
幾度となく議論された九条を争点化し、選挙を戦う。時に政局と化し、多くの混乱を招いてきた。
空想法・決議一覧に『憲法・改正』といった文言のpdfがない(1月27日現在)ということは、1年と半年近い期間継続されてきたシン・空想国会では憲法改正がいかなる形であれ果たされていないことの証左である。もちろん空文扱いとなるため、その実質的な効力は有さないが、それでも改正は果たされていない。多くの内閣、議員が憲法改正案を否決されてきた歴史が堆積する。総理は、今回も同じような轍を踏むか。
昨年12月27日の予算委員会審議室で総理は、日本保守同盟の今川議員から「(憲法改正は)相当困難である事は予測されますが、どの様に進めていく所存でしょうか」という質問を受け、「憲法審査会を設置して、そこでの各党の案を持ち寄って議論を活発化して結果として改正に繋げていくということを考えております」と答弁。憲法改正へのプロセスを明確化した。
一方で、ゆっくり澄元議員から連立合意書に記載された『緊急事態条項の検討』について国民の自由への侵害という観点から質問を受けた際、「閣内でも様々な意見があると思いますので、しっかりと議論を行っていく所存であります」と明確な回答は避けた。また、同議員の自衛隊明記をどうしていくのかという質問について総理は、同様の答弁を行った。憲法審査会についても問われたが、明確な答えは避けた形だ。
総理の国会答弁は国民の目から見れば、憲法改正への意欲としては大きく欠けているように映りかねない。参議院通常選挙で国民の信託を受けた与党、そして、古明地内閣は応える覚悟があるか。
1月19日、古明地内閣の基本政策は信任投票で賛成多数を得て、承認された。
より具体的な憲法改正への議論がどのように進展するのか、国民は注視している。
【Think】
古明地内閣は責任ある与党として、憲法改正への道筋を明確にすべきだ。
予算委員会審議会での答弁内で述べた憲法審査会の実施方法、設置方法などが具体的に示されていない。言葉だけにとどまっている。これでは国民への裏切りに当たるのではないだろうか。与野党に改憲勢力がいる今国会で一定程度の行動を起こさず、どこで改憲が可能であろうか。
議会の承認が得られた今こそ、古明地総理は奮励努力して公約を達成するべきだ。(空想日報編集部)