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経典解題42

2026.01.28 10:53

【経典解題】42

得無垢女經

とくむくにょきょう

元魏の瞿曇般若流支の訳。一巻。先の『離苦施女經』『大寶積經』第三十三「無垢施菩薩應辨會」と同本異訳。元魏の煕平元年頃に鄴にて訳されたと判明している。一名『論義辯才法門』。


[冒頭部分の翻刻と訳文]

如是我聞、一時,婆伽婆住舍婆提城祇陀樹林給孤獨園,與大比丘眾千二百五十人俱,皆是阿羅漢,諸漏已盡,無復煩惱,心得自在,善得心解脫,善得慧解脫,人中大龍,應作者作,所作已辦,離諸重擔,逮得己利,盡諸有結,善得正智,心解脫一切,心得自在,到第一彼岸。唯除一人尊者阿難,餘者悉是大阿羅漢。諸大菩薩十千人俱皆不退轉,唯一生縛,其名曰、寶明菩薩、慧聚菩薩、勝藏菩薩、名稱意菩薩、辯聚菩薩、觀世自在菩薩、得大勢菩薩、彌勒菩薩、得無憂菩薩、文殊師利童子菩薩、不迷行菩薩、不迷見菩薩、除惡菩薩、壞一切悲闇菩薩、功德寶華莊嚴菩薩、金纓光德菩薩、障一切罪菩薩、不壞思惟菩薩,如是等上首十千菩薩俱。

爾時,尊者舍利弗、尊者大目揵連、尊者摩訶迦葉、尊者須菩提、尊者富樓那彌多羅尼子、尊者離波多、尊者阿泥樓大、尊者阿難陀,此如是等八大聲聞。文殊師利童子菩薩、除惡菩薩、寶幢菩薩、不迷見菩薩、障一切罪菩薩、觀世自在菩薩、辯聚菩薩、不迷行菩薩,此八菩薩摩訶薩等,並大聲聞,於晨朝時,著衣持缽被服袈裟,相與欲入舍婆提城,為乞食故。未到彼城,於路中間,共相謂言「我等心住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民得聞聖諦。」

尊者舍利弗曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民於聖諦中,得無礙慧、不破壞慧,彼慧不闇。」

尊者大目揵連曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民無有魔業。」

尊者大迦葉曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切婦人、一切丈夫,若男若女,與我飲食,一切皆得無盡福報乃至涅槃。」

尊者須菩提曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民得阿蘭若。」

尊者富樓那彌多羅尼子曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民皆得三昧。」

尊者離波多曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切外道,遮羅迦婆離婆羅阇迦尼揵陀阿只毗迦,婆羅門、居士,得不惡見。」

尊者阿泥樓大曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民得不嫉樂。」

尊者阿難陀曰「我心安住如色三昧,入舍婆提大城乞食。如是若入舍婆提城,一切人民聞法即解。」

文殊師利童子曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,門戶窗壁、器莊嚴具、樹葉花果、袈裟等中,出空、無相、無願等聲,出不生聲,亦出生聲,出無我聲。」

除惡菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,若彼眾生有惡業行應受報者,彼見法故現世輕受。」

寶幢菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,一切善寶滿藏悉開。」

不迷見菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,何等眾生堪任菩提。婦女、丈夫、若男若女,眼見我者,皆見我身如佛身色,決定當得阿耨多羅三藐三菩提。」

障一切罪菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,一切人民五蓋不障。」

觀世自在菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,何等眾生繫縛執掌欲被殺者皆得解脫,無有怖畏。」

辯聚菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,一切人民,何等噁心眾生,慈心相向,遞共讚詠,音聲語說皆得辯才。」

不迷行菩薩曰「我心安住觀察如色,如是若入舍婆提城,隨何眾生眼見我者,一切不退阿耨多羅三藐三菩提。」

爾時,彼大聲聞、彼諸菩薩,依如是法,如是行說,相與進向舍婆提城。


当時の尊者、舎利弗尊者、大乗無量寿尊者、大乗無量寿尊者、須菩提尊者、弥勒尊者、菩提尊者、阿忍尊者、阿難尊者、これらが八大声聞であった。文殊菩薩、滅邪菩薩、宝旗菩薩、不惑菩薩、諸罪塞菩薩、観音菩薩、弁舌菩薩、不惑行菩薩の八人の菩薩摩訶薩は、朝、大声聞とともに袈裟をまとい、托鉢鉢と袈裟を持ち、揃って舎利殿に入り、施しを乞う準備をした。その都市に到着する前に、彼らは道中で互いに言いました。「真如の三昧に留まり、スヴァバーシュティーの大都市に入って施しを乞いましょう。このようにしてスヴァバーシュティーに入れば、そこにいるすべての人々が聖なる真理を聞くでしょう。」

舎利弗尊者は仰せられた。「我が心が色即是空に定まる時、我はスヴァブーティの大都に入り、施しを乞う。こうしてスヴァブーティに入るならば、そこに住む人々は皆、聖なる真理において妨げのない智慧と滅びない智慧を得て、その智慧は曇ることはないであろう。」

マハモッガラナ尊者はこう仰せになった。「私は色の三昧に心を定め、施しを乞うためにスヴァブの大都に入城する。このようにスヴァブに入城すれば、人々は誰一人として悪魔の影響を受けることはないだろう。」

尊者マハーカシャパはこう仰せになった。「我が心が色即是空に定まると、私はスヴァブという大都に入り、施しを乞う。スヴァブに入ると、男女を問わず、あらゆる者が私に飲食を与え、涅槃に至るまで尽きることのない加護を受けるであろう。」

尊者須菩提は仰せられた。「我が心が色即是空に定まると、私はスヴァブーティの大都に托鉢に赴き、施しを乞う。こうしてスヴァブーティに入れば、そこに住む人々は皆、安らかな場所を見つけるであろう。」

プルナ・ミタラニ尊者はこう仰せになりました。「私の心が色の三昧に落ち着いた時、私はスヴァブという大都に入り、施しを乞います。このようにスヴァブに入るならば、都の人々は皆三昧に達するでしょう。」

リグプタ尊者はこう仰せになった。「我が心が色の三昧に落ち着くと、私はスヴァバドラの大都に入り、施しを乞う。こうしてスヴァバドラの都に入るならば、バラモン、バラモン、そして世俗の住人を含むすべての異端者たちは、いかなる悪しき見解も持たないであろう。」

アニルッダ尊者はこう仰せになりました。「私の心が色の三昧に落ち着いたら、私はスヴァバーシュティーの大都に入り、施しを乞うでしょう。このようにスヴァバーシュティーの都に入れば、すべての人々は嫉妬と歓喜から解放されるでしょう。」

アーナンダ尊者は仰せられた。「我が心が色即是空に定まる時、私はスヴァブの大都に托鉢をしに入ろう。こうしてスヴァブに入れば、スヴァブの人々は皆、法を聞き、直ちに悟るであろう。」

文殊菩薩は言った。「私の心は色を観じることに宿る。もし私が釈迦如来の都に入るならば、扉、窓、壁、器物、装飾品、葉、花、果物、衣などから、空、無、無欲の音が聞こえるだろう。無生の音、生起の音、無我の音が聞こえるだろう。」

悪を滅する菩薩は言った。「私の心は物事のありのままを観察することに宿っています。もし私が釈迦牟尼の都に入り、そこに悪行を犯して報いを受けるべき衆生がいたとしても、彼らは仏法を悟っているため、この世でその結果を軽く受けるでしょう。」

ラトナケートゥ菩薩は言いました。「私の心は物事をあるがままに観察することに宿っています。もし私がスヴァバーシュティーの都に入れば、すべての善なる宝が完全に明らかになるでしょう。」

迷いのない菩薩は言った。「私の心は色を見ることに宿っています。もし私が釈迦如来の国に入るなら、どんな生き物が菩提に値しますか? 男も女も、私を見る者は皆、私の身体を仏の姿と見なし、必ず無上三菩提を得るでしょう。」

あらゆる罪を阻む菩薩は言った。「私の心は物事のありのままを観察することに宿っています。もし私が釈迦如来の都に入れば、そこにいる人々は皆、五つの障害から解放されるでしょう。」

観音菩薩はこう言いました。「私の心は、物事のありのままを観察することに宿っています。もし私が釈迦牟尼の国に入れば、縛られ、捕らえられ、殺されようとしているすべての生き物は解放され、恐怖を感じることはないでしょう。」

弁証菩薩は仰せられた。「我が心は、ありのままの物事を観察することに宿る。もし我がスヴァバーシュティーの都に入るならば、どれほど邪悪な心を持つ者も、慈悲の心で互いに向き合い、互いに賛美し称え合い、彼らの声と言葉はすべて雄弁であろう。」

無量寿菩薩は言った。「私の心は観相に宿る。私が釈迦如来の都に入ると、私を見るいかなる衆生も決して無上正覚から退くことはないだろう。」

その時、あの大声聞やあの菩薩たちは、この法に従い、このように説きながら、一緒に沙耶の城へ向かった。

※図はこちら→https://note.com/11111hiromorinn/n/nfdd3080d2300?app_launch=false