細かいところまで
生徒の指導中、自習室の管理中は、何もしていないように見えて、けっこう細かく見ています。
勉強に関して言うと、勉強の途中にしょっちゅうよそ見する、式も書かずに答えを求めようとする、足を組みながら勉強する…などなど。
ただ、細かく見るのは勉強に関してだけではありません。勉強以外に関することも細かく見ています。
そのため、生徒の伸びる・伸びないは、大体わかります。
伸びない生徒、成績の良くない生徒は、勉強もそうですが、そもそも勉強以外のことがちゃんとできないケースが多いです。
例えば、新入生には100均のタイマーを渡します。場合によっては無料開放の参加者にも渡します。
目標時間を設定して集中して勉強するため、測ることで各ノルマにかかる時間が把握でき、スキマ時間にどのノルマだったらできるかわかるようにするためです。
このタイマーに関することだけでも、チェックポイントはけっこうあります。
①タイマーを使っているかどうか
②タイマーを使い続けているかどうか
③タイマーを渡したことに関して、保護者からお礼の連絡があるかどうか
①について
カバンなどに入れて持ってきて、各課題ごとにタイマーを使う生徒と、タイマーも時計も見ることなく勉強する生徒…
もちろん、前者の方が伸びやすいです。
前者は「人の話をちゃんと聞いて、言われたことを守る素直な子」ともいえるでしょう。そりゃ伸びます。逆に後者は伸びにくいです。
②について
100均のタイマーなので、電池はテスターだからすぐに切れます。また壊れやすいです。
しかし、電池が切れても新しい電池を入れれば使えます。
大事に使えば、壊れにくいです。
生徒がタイマーを忘れたときのために私も生徒に配るのと同じタイマーを持っていますが、2~3年になるでしょうか。電池は換えたものの、壊れずに使えています。
だから、このことから「ものを大事にするかどうか」というのがわかります。人(私)からもらったものならなおさら大事にすべきでしょう。
関係ないと思うかもしれませんが、ものを大事に扱う人は、成績も伸びやすいです。
③について
最近は、タイマーを渡しても、保護者からお礼の連絡はほとんどありません。
以前はお礼を言ってくる保護者がほとんどでしたが、最近は「タイマーをいただいたんですが、いいんですか?」とか「タイマーありがとうございました。大事に使わせていただきます」みたいに連絡してくる保護者はほぼいなくなりました。
そういうのがないということは、
1.子供がタイマーをもらったことを、保護者に報告していない、
2.保護者がわが子に対して「人から物をもらったら、ちゃんと報告するように」と教育して(しつけて)いない、
3.「たかが100均のタイマーごときで…」と保護者が思っている
などが考えられます。
これだけ合格実績を残しながら、最近は受験目的ではなく「子供の成績が悪くて…」という理由で入会されるケースが多いのですが、成績が伸びない原因は、こういうところにあるのではないでしょうか。
「勉強すれば成績が伸びる・学力がつく」は前提条件が抜けています。「『人として当たり前のことができる子は、』勉強すれば成績が伸びる・学力がつく」です。
こういうことを生徒にも言いますし、勉強会だよりを通して何度となく伝えるのですが…
ま、このような生徒や保護者が、勉強会だよりを隅から隅まで読み、至らない所は改善する、なんてことはしませんよね(笑)
子どもの成績が伸びなくて悩んでいる保護者の方は、まずわが子に対するしつけの面から改善してみてはいかがでしょうか。そうすれば、お子様の成績は案外簡単に上がるかもしれません。