ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル
2026.02.06 01:00
先日、ラファウ・ブレハッチのピアノリサイタルに行ってきました。
2005年の第15回ショパン国際コンクールで優勝し、マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞、ソナタ賞、聴衆賞のすべてを同時受賞した、あの伝説的な回の覇者です。
この年は2位が該当者なし、3位が2名という結果で、ブレハッチが圧倒的な評価を受けていたことが改めて感じられます。
今年40歳になるブレハッチですが、舞台に現れた姿は今もなお“貴公子”という言葉がぴったりで、その佇まいだけで会場の空気が引き締まるようでした。
プログラムの中では、特にマズルカ作品50が心に残りました。
あの独特の揺れや陰影のつけ方がとても自然で、私自身もいつか弾いてみたいと強く思わせてくれる演奏でした。
アンコールで演奏されたワルツ第7番 作品64-2も素晴らしかったです。
この曲は名曲集にもよく収録されていて、大人の生徒さんにも人気の高い作品ですが、ブレハッチの演奏には参考にしたいアイデアが随所にあり、改めてこの曲の魅力を感じさせてくれました。
余韻の残る、特別な時間でした。