Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

アンティーク フェルメール

とても変わったグラス。

2026.02.02 12:01

ステムの長いとても変わったグラス(高さ 16,7 cm)、イギリス製、1880年頃。カットも深くガラス質もとても良い、高級なグラスでもある。今までに見たこともないしこれからも見ないだろう、そういうグラス、とてもレアー。友人が持っていたので仕入れた。

久し振りに新しく仕入れたグラスを掲載する、兎に角写真を撮るスペースすらないのだ、店は物で溢れている。誰か来てグラス百個買ってくれないだろうか、という感じ。物で溢れ過ぎて商品が見難い状態、良い物すら周りに物があり過ぎて見過ごされてしまうのだ、酷いといえば酷い、もっとカッコよく並べたいのだがそのスペースが残っていない。僕のところで買って頂いたグラスが高級飲食店で使われているのを見ると僕の店にあったときよりも数倍は良くなって見える。まあ、それでいいのだ、と思う。

街中のヴィンテージ屋さんで80年代のBOSEの小型スピーカーを買った、音が良い、ついでにジャズのCDも買った、Joe Lovano のテノールサックスにAldo Romanoのドラムのデュオ、Ten Tales というアルバム。ドラムがサックスに従属する感じでもなく、二つの楽器が対等な関係で付かず離れずのスリリングな演奏が続く。とても素晴らしいアルバム、ここ数年で買ったジャズで one of the best だと思う、少なめに言っても。ジャンルで言えばフリージャズなのだろうが、そもそも「ジャンル」って何なのだろう、先日英語の子供向けの本を読んでいたら、その本の中で先生が「ジャンル」という言葉を始めて使ったときに主人公の男の子がそれを聞いて「ジョン・ラ」という名前のフルート弾きの話しをしているのかと思った、というくだりがあったが、ジャンルなんてそれくらい意味の無い曖昧な言葉なのかも知れない。このJoe Lovano のCD、素晴らしいの一言、久し振りの刺激的演奏!このCDを買おうと決めた理由の一つは録音が80年代の終わりだったから、この頃の演奏のほうが今よりも刺激的で良いのが多い気がする。

買い物の愉しさはそこに新しい発見があるかどうかが重要だと思う、それを買うことによって自分の中に何かがもたらされる、そうあるべきだと思う。単にこれがあると便利だから、というのではなく、物欲を満たす為だけでもなく、自分の中に何かの内的な「気付き」をもたらしてくれるもの、そういう買い物がしたいと思う。例えば僕はパイプを時々買い足す、自分のパイプスモーキングが深まるに連れ、それにしっかり応えてくれるパイプが欲しくなる、そしてそれが良いパイプならばそこには必ずある発見があるのだ。Swatchの時計を買う、でもこの買い物はどちらかと言うと僕の物欲を満たしてくれる要素が強く、何かを発見する処まではいかない。作家の器を買い足す、ここには発見がある、器との対話が生まれる。ワンクリックで何でも買える時代だが、本当の喜びをもたらしてくれる買い物はとても少ないように思う。