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あるあるCall

入院前夜の恐怖&開催案内

2026.02.06 15:00

5年半前、初めて受診したアルコール外来で

息子はアルコール依存症と診断され、入院を勧められました。


私は息子の飲酒に困ってはいましたが

そこまで深刻な状況だと思っていなくて

その場で即答することができませんでした。

いったん持ち帰って夫に相談し、翌日、入院することに決めました。


その日の夜のことです。


息子はソワソワと落ち着かず

イスに腰かけたかと思うとすぐに立ち上がり

部屋をうろうろしては、また腰かけて立ち上がる。

それを延々と繰り返していました。


「ゆっくり座っていたら?」と声をかけて

「自分では止められない」と言いながら、

せわしなく動き回ります。


立ち止まったかと思うと

今度は片足を大きく踏み鳴らすように動かす。

まるでバネ仕掛けのように、びょんびょんと。

もちろん、これも本人の意思では止められない様子でした。


この不可解な動きは

「精神運動性焦燥」と呼ばれるもので

どうやら離脱の典型的な症状だったようです。


アルコールは、脳の働きを抑える「ダウナー」の物質です。

依存状態になると、脳は「アルコールがある状態」を基準にします。


酒に抑え込まれた中で機能し続けるために

脳は常にアクセルを踏み込んだ状態になり

その結果、お酒が抜けると

アクセルを踏んだままの脳が制御を失い

さまざまな離脱症状が起きるのです。


実際、息子はこの時

1週間ほど酒を飲んでいませんでした。

まさに離脱の真っただ中だったのでしょう。


私は落ち着きなく動き回る息子を見ながら

とにかく翌朝、病院に連れて行かなくてはと

寝ずの番をするつもりでいました。


ところが、激しい離脱症状のせいか

息子は意外なほどあっさり眠ってしまいました。


ただ「みんなが自分を取り囲んで『死ね』と言う」

という幻視や幻聴があったため

とても油断できる状況ではありませんでした。


今振り返ると、この夜はかなり危険な状態だったのだと思います。

当時の私は「離脱」という言葉すら知らず

その怖さにまったく気づいていませんでした。


アルコール依存症は

飲んでいるときだけが危険なのではありません。


やめたときこそ命の危険がある。

そのことを忘れずにいたいと思います。


  *****


おしゃべりサロンのご案内


【日時】

2月10日(火)10時ー12時

申し込み不要

託児は事前にご連絡ください。

ご連絡は、本サイト「サロンについて」ページの最後に記載のメールアドレスまで。

*託児は別室で行いますので、お子様の前でしゃべりたくない方もご安心ください。

小さいお子様でそばにいた方がよい場合は、そのようになさってください。


【会場】

稲毛区ボランティアセンター ボランティア 活動室

稲毛保健福祉センター3階

(千葉県千葉市稲毛区穴川4-12-4)

http://www.chiba-shakyo.jp/inage/inage-access/      

*駐車場有

・JR総武線稲毛駅より京成バス「山王町」行き乗車「稲毛区役所」下車徒歩2分

・千葉都市モノレール「穴川駅」下車徒歩7分


【参加費】100円