味噌、発酵中。私、成熟中か。
今年の1月終わり。
友人のお家に集合しました。
目的は味噌づくり。
大豆を煮て、つぶして、混ぜて。……の予定だったのですが、
思いのほか、大豆を煮るのに時間がかかり
料理&段取り上手な友人がランチにとフォーを作ってくれて
気がつけば語り場になっていました。
このメンバーが集まるといつも深い深い深い。
味噌づくりをしに集まったはずなのに、なんだかんだで楽しい時間に。
なんとか茹で上がった大豆を、それぞれの家へ持ち帰りました。
自宅では、豆をつぶして、密閉容器に詰めて、風通しのよい冷暗所へ。
我が家で一番適している場所は……
玄関。
ここしかなくて、大丈夫かなと思いながらもタッパーを2つ置いていました。
(1つは私が混ぜて、1つは家族が混ぜました)
それから約2か月。
ある日、玄関のあたりから甘い香りがする。
空気を味で表現するならみたらし団子で、肌感覚までもがそれ。
……まさか。。。。
タッパーを見ると、
蓋が膨らんでいる!
しかも、隙間から液体が漏れている💦
プッシューーー!!
と噴き出したような跡が周囲に広がっているではないか‼。
え。味噌って、こんなことになるの??
家族のお気に入りのアフリカの布が、味噌まみれに……。
( TДT)ゴメンネ💦
「6月頃になるとカビが生えるかもしれないので気をつけてください」
と注意喚起を受けていたのでカビのことは気にしていました。
でも、まさかカビではなく発酵のパワーで蓋が飛びそうになるなんて思いもしませんでした。
天地をひっくり返す工程では、濡れた手で触らない。調理道具なども使わない。
できるだけカビが入らないように気をつけながら、味噌の様子を確認します。
お味噌がふかふか。ほんのりあたたかい♨☻
「おぉ……発酵してる……」と、ちょっと感動。
生きているのを確認しました💛
1つのタッパーから数グラム取り出し、別の容器へ移すことで蓋が爆発しそうな気配もなくなり、ようやく安心して待てるようになりました。
そして8月。仕込んでから半年。
いよいよ、味見です。
……う!
おいしい……?
ん??
液体はめっちゃおいしい!うまみ凝縮のお醤油⭐
味噌は……タッパーの味がする"(-""-)"
タッパーが溶け出している???
想像が膨らみます。
とりあえず、お味噌汁を作ってみました。
手作り味噌には、出汁は入っていないことにもここで気づき
いりこで出汁をとって、お味噌汁にしてみる。
……こんなものなのかな?ハテナだらけです。
そんなとき、例の友人たちに会えることになりました。
「味噌、持ち寄ろう!」
ということになり、生のキュウリにつけて味比べ。
おいしーーーーーーーーーいっ!!!
やっと、心から言えました(笑)
食べ比べてみると、
色も違う。
香りも違う。
味も違う。
私が「タッパーの味がする」と思っていたあの香り。
どうやら、タッパーではなかったらしい。
私の完全な思い込みでした。不安や疑いが自分の感覚を鈍らせてしまうのですね。
お味噌に対してゴメンねという気持ちになりました。
自宅にあるもう一つのタッパーも開けてみました。
こちらは家族が混ぜて仕込んだものです。
こちらもまた違う色。
香りも違う。
味も違う。
同じ日に、
同じ材料で、
同じように仕込んだのに。
混ぜた手が違うだけでも、
こんなにも個性が出るんだなぁ。
昔の人は、それしかなく手間暇をかけて暮らしていたんだな。
今の人は、便利な方法を生み出して、効率よく暮らしているんだな。
私は、どちらか一方ではなく、
そのときの自分にちょうどいいものを、
心の声を聴きながら取り入れていきたいなと感じます。
そして、完成を待つ数か月間。
楽しみもあったし、不安にもなった。
蓋は膨らむし、生きてることを実感したし。
初めての味噌づくりは、なかなか思い出深い経験になりました。
これから味噌に優しい言葉をいっぱい話しかけてみようと思います(笑)
どんな成熟、発酵をしていくのか見ものです⭐
★おまけ★
ここからは、ちょっとヨガの話。
今回、それぞれの環境で育った味噌の味が違ったように、
私たち人も違って出来上がる。同じ家で育ったものでも!
ヨガとは心が静かになって何でも許せ受け入れられるようになるもの。
とよく耳にしますよね。
ここでいう「受け入れる」ということは、
自分が納得していないのに賛同することではありません。
それでは自分にも相手にも「サティア(正直)」であることとは少し違ってきます。
じゃあ、自分と違う考えに出会ったらどうするのか。
「私はこう思うよ」
「あなたはそう思うんだね」
まずはそこに違いがあることを知る。
ただ単に違いをぶつければ、ただのバトルになることもある。
敬意を持ってディスカッションに臨むことは大切だと思います。
お互いの理解が深まりますから⭐
「あなたの考えとは違うけれども。
あなたがそう考えていることは理解したよ。」
これ「受け入れる」ということ。
「へー!そうなんだ!その考え、私にはなかった!教えて!」
くらいの明るさを私は持っていたいなと思っています。
味噌も、
人も、
それぞれの場所で、それぞれの時間を過ごして、
それぞれの味になっていく。
だから違いも見つかるよね |ω・)
違うからこそ、お互いの味を知っていけたら面白いし、
互いに成熟してけるのかなと感じます。