Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

株式会社サスチュア

2026.02.05 04:35

株式会社サスチュア
https://susture.com/

ITの力で、持続可能な成熟した地域社会をつくる

株式会社サスチュアは、「まちづくり×IT」をテーマに、ITの力で持続可能な成熟した地域社会をつくることをミッションに掲げる企業だ。システムやWebサービスの開発を強みとし、特に「持続可能な観光地域づくり」の視点から、住民、自然資源、事業者、観光客という4つの重要指標をモニタリング・可視化するサービスを通じて、観光地域経営への支援を行っている。

代表の山岸豊氏に、同社の取り組みや地域課題の解決に向けた考えを詳しく伺った。


「地域情報の可視化」による沖縄の自然保護

私たちの事業の大きな柱となっているのが、地域情報の収集と可視化の仕組みです。その代表例が、持続可能な観光地域づくりのための指標モニタリングサービス「LAIVLA(ライブラ)」で、観光客へのオンラインアンケートや、自治体、DMOなどへ導入・活用されています。

また、沖縄の貴重な自然環境を守るための取り組みも、私たちが得意とする領域です。沖縄県自然保護課による、イリオモテヤマネコ交通事故防止対策事業のもと「イリオモテヤマネコ目撃情報収集システム」を開発しました。同システムは環境省西表野生生物保護センターで運用されており、地域の人々から寄せられた目撃情報が、ヤマネコのロードキル(交通事故)対策などの保護活動に役立てられています。

イリオモテヤマネコのロードキル対策として「Voice Drive(ボイスドライブ)」というサービスも開発しています。クルマのドライバーがヤマネコの目撃情報に基づく注意喚起ポイントに近づくと、音声でアナウンスが流れる仕組みです。スマホの位置情報を利用するため、従来の専用車載器に比べて手軽に導入できることが強みとなっています。

加えて、世界共通の手法で行われるサンゴ礁の健康診断(「リーフチェック」)の結果を収集・可視化する仕組みづくりを、日本自然保護協会にも協力していただきながら行っています。


課題解決のための、IoTへの挑戦

私たちがIoTへの取り組みを意識し始めたきっかけは、コロナ禍に株式会社okicom様と連携して行った、カメラによる人流・混雑度の可視化実証実験です。この経験から、デバイスを用いた実社会での情報収集の必要性を強く感じました。

なお、現在開発中の「Voice Drive」などはWebブラウザで動作するのですが、OSへの依存や通信圏外エリアでの利用に限界を感じることもあります。そのため、今後はセンサーなどのハードウェアとの連携による更に詳細なデータの収集や、通信環境の悪い地域でも機能するサービスの提供を目指しています。


沖縄の小さな離島やコミュニティを支えたい

将来を見据えて特に意識しているのは、人口減少社会において、沖縄の島々や小さな集落といったスモールコミュニティが生き残っていくための支援をすることです。小さな地域が持つ独自の文化や資源を磨き、価値に変え、スモールビジネスとして経済が循環する仕組みを作りたいです。伝統的な景観や文化資産を保ちながら、その裏側ではITやIoTが論理的に地域運営を支えている。そのような、自走可能な地域づくりに関わることが目標です。


IoTビジネス推進コンソーシアムの魅力とは?

ハードウェア企業との連携や社会貢献活動に期待しています。

私たちの得意分野はソフトウェア領域なので、ハードウェア領域の技術に強い会員企業の皆様と連携しながら、安価で普及しやすいデバイス開発やオフライン対応などの課題解決に取り組みたいです。

また現在「社会貢献チーム」として、会員企業であるUpside合同会社様と連携し、サンゴ礁などの海洋資源保護に向けた活動を進めています。アナログな手法が残る環境保全の現場にITの手法を取り入れ、そこから得られたデータの収集や分析によって現場の方々を支援する活動を、コンソーシアムを通じて実現していきたいです。