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3/27(水)開催_「うらわ横串ミーティングVol.3」at 手打ちそば 土合やぶ

2019.03.09 08:55

浦和の町の生活者・経済・公共に横串を通して、うらわ圏を面白く-
そんな想いで開催する「うらわ横串ミーティング」。
3回目となる今回は、「家業と、まちと。これからのこと。」をテーマに、南区白幡(旧・浦和市白幡)の閑静な住宅街にある手打ちそば「土合やぶ」にて開催いたします!

メインスピーカーは、土合やぶの谷本水江(たにもと みずえ)さん。水江さんは、「浦和の地で祖父が始めた蕎麦屋。今は二代目の父がやっており、言ってみればわたくし、家事手伝いといった立ち位置で、日々奮闘しています。」と仰います。

「家事手伝い」と言いながらも、水江さんは家業に新しい風を吹かせています。その一つが『落語蕎麦』という催しで、噺家・立川志の彦さんの落語会を蕎麦屋の座敷でひらき、落語で大笑いの後におつまみと蕎麦で一席…というもの。キッカケは子どもが通うこども園で生まれたママ友からのご縁が繋がったものでした。
※写真:2019年2月16日(土)に開催した「落語蕎麦」の様子(立川志の彦さん提供)

当日は、二代目のお父様がそばの実を石臼で挽き手打ちした、風味豊かで喉越し抜群のシンプルなもり蕎麦と、サクッと揚げた天ぷらにビール(アルコールを控えている方にはそば湯)を付けて皆さんにご提供いたします。また、お好みで日本酒やワイン(種類も豊富でお料理にも合います)もキャッシュオンにて楽しんで頂けます。

さらに、ゲストスピーカーとして南区別所(旧・浦和市別所)で家業としてお風呂屋『鹿島湯』を営む、三代目店主の坂下三浩(さかした みつひろ)さんをお招きしました。「まさか自分が家業を継ぐとは考えておりませんでした。でもその私が家業を継ごうと決めたのは、東日本大震災での災害復旧ボランティア活動での経験でした。」と坂下さんは仰います。それは、足元にあった家業である銭湯を見つめ直す大きなターニングポイントになったそうです。

坂下さんは、慣れない力仕事に何度も挫けそうになりながら、お客さまの「ありがとう」という言葉に救われて、どうしたらもっと愛され必要とされる銭湯になるのだろうと必死にもがくなかで、友人たちがいろんなヒントやアイディアをくれたといいます。そのひとつが自虐コピー「ホームなのにアウェイ」だったそうです。

このコピーがきっかけで、新聞、情報誌、ラジオやテレビなどに取り上げられ、鹿島湯が注目を浴びると共に、今度は鹿島湯を使ってカフェをやってみよう、餅つきはどう?CMは?番組は?映画はどう?そして、この空間で歌ってみたいクラシックコンサートをしよう…と繋がっていき、さいたま市内の銭湯で最低だった売り上げも、トップクラスに近づきました。「懸命に努力することは当たり前で、何より人から必要とされる存在を目指すことこそ、地域への恩返し、祖父母への感謝の思いを届けることになるんだと気付くことが出来ました。」と、坂下さん言います。


メインスピーカーに「土合やぶ」の谷本水江さん、ゲストスピーカーに「鹿島湯」の坂下三浩さんをお迎えしてお届けする『うらわ横串ミーティングVol.3 at 手打ちそば 土合やぶ』に、ぜひお越しください。「家業と、まちと。これからのこと。」を、共に考えてみませんか?

《登壇者プロフィール》

■谷本 水江(たにもと みずえ)/手打ちそば 土合やぶ・家事手伝い

浦和生まれ浦和育ち、生粋のうらわっ子。さいたまって、今や映画化されるほど煌めきがあり!ずっとこの地に居る自分では空気みたいで、水みたいで気がつかないことばかりでしたが、私の周りは浦和に惚れ込み移り住み(厳密には、浦和育ちの女子に惚れ込み、めでたく嫁にした結果)と言う殿方がたくさん。私の夫も然り。他の都府県から来た友達や店のお客様も浦和は素敵ねと仰ってくださり、私はたくさんの方々に自分の住むところの魅力を教えていただきました。ここに腰を据えているだけなのに、たくさんの人が集まって仲間と繋がれる喜びがあります。1974年2月17日生まれ。長男8歳 次男5歳 長女3歳。そして夫の5人家族で暮らしています。

■坂下 三浩(さかした みつひろ)/鹿島湯・三代目店主

家業を継ぎ、「どうしたらもっと愛され必要とされる銭湯になるのだろう」と必死にもがくなかで、懸命に努力することは当たり前で、何より人から必要とされる存在を目指すことこそ、地域への恩返し、祖父母への感謝の思いを届けることになるんだと気付くことが出来ました。これからもお客さま、地域のみなさん、たくさんの仲間たちにとって、愛され必要とされる居場所となれるよう頑張ります。1967年9月13日浦和生まれ。51歳既婚、7人の父親です。東京電力、議員秘書を経て、2012年10月より家業を継承、現在に至ります。


[開催概要]
日時>3月27日(水) 19時OPEN・19時半START~22時CLOSE
会場>手打ちそば 土合やぶ
主催>うらわClip
協力>土合やぶ、鹿島湯
定員>30名
参加費>3,500円(お食事、ワンドリンク付)※ドリンク2杯目以降はキャッシュオン
参加>下記リンク[PassMarket]でチケットを事前購入してください


[プログラム]
19:00 開場 受付&アイスブレイク
19:30~ 「家業と、まちと。これからのこと」クロストーク※お飲み物をご提供します
■メインスピーカー/谷本水江(土合やぶ)
■ゲストスピーカー/坂下三浩(鹿島湯)
■ファシリテーター/三ツ口拓也(うらわClip)
20:30~ 横串ディスカッション※お食事をご提供します
■参加者の皆さんで数チームを構成してテーマについてディスカッション&発表
21:15~ 交流会
22:00 終了