Tiong Bahru Market

2019.03.08 05:05


最近、宅配スーパーの野菜や果物のハズレが多くて


イチゴのパックの半分が白カビに覆われていたり、全然赤く熟していない白く硬いイチゴだったり、ブロッコリーは萎びて花が咲きそうだし、玉ねぎ1袋全部腐っていたり、生で食べられる10個入り卵が5個割れていたり…



連絡すればすぐ返金されますが、今日の夕飯に食べたかったのに…と困ってしまうことが続き



宅配は便利だけど、生鮮食品はやっぱり自分の目で見て選びたい。



宅配は、重たい飲料とヨーグルト、乾物と日用品のみと割り切り


生鮮食品はマーケットに買いに行くことにしました。



ホーランドビレッジ界隈は駅前にもHDB下にもちらほらウェットマーケットがあるので、けっこう便利です。



先日、同じコンドに住む、在住歴の長い方が、朝からティオンバル・マーケットに行くと言うので、付いて行ってみました。


ティオンバル・マーケットは、2階のホーカーにはたまに行きますが、1階が開いてる時間に行ったことがなくて。



八百屋も、魚屋も、一軒だけじゃなくて、何軒も並んでいて、選んで買うことができる。


肉屋は、鶏、豚、牛と、専門店に分かれているのも買いやすい。



人気店とそうでもないお店に分かれるので、より良いものが買えるお店がわかりやすい。



近所のドローカルマーケットに比べると、まるでデパ地下のように感じるのは、シンガポール生活に馴染めてきたということでしょうか。


日本に住んでいた頃は、ここがデパ地下みたいだとは多分思えなかった気がする。



サーモンの切り身、3人家族の我が家には10ドルの物を3つにカットしてもらってちょうど良かった。


宅配で届くパウチや冷凍のサーモンと全然違う!柔らかくて脂身がとろけました。


ここのおじちゃん、歯が全然無くて、日本人主婦に「はじ!はじ!」と勧めてくれて、何かと思ったら、鯵でした。



いつも冷凍を買ってた海老も、マーケットの新鮮さと安さに驚き。


パスタや焼きそばなどの麺料理、野菜との炒めものに使うサイズの海老を1kg 14ドルで買いました。


家に帰って小分けしたら、43尾入ってました。


パスタのトマトソースに有頭で煮込んだら、海老味噌が出てとても美味しかった。身も柔らかくて、冷凍と全然違う。


お兄さん、ポーズ取ってくれたのに、視線合わない写真でごめん。。



豚肉屋さんで、生姜焼き用ロースを8枚切ってもらいました。


ショウガヤキで通じるし、「またきてね」と日本人主婦慣れしてますね。



マーケットでグレープを買うと、弾力が違う。ぷちっと弾ける食感、甘さ、新鮮さに驚きました。



野菜は、よく値段がわからずに、カゴに入れて渡したら、これで22ドル。


お願いするとその場でパックしてくれるサラダのベビーリーフが、シャッキシャキで感動。


トマトは、トマトソースか?というくらいコクがあって


シンガポールに来てから、ISETANで売っている日本の大根は1本12ドルとか15ドルもするし、宅配で来たのはマレーシアの筋張った大根ばかりで、味が全然違くて、大根おろしや、大根のお味噌汁が恋しかった。これもマレーシアの大根だけど、とても瑞々しくて美味しかった。



お店の人に言うと奥から出してくれるホワイトコーンは、コーンスープか?!というくらい甘くて美味しかった。



そして、おまけで頂いた、ネギと香草。


うどんにちょっとネギを入れたいので、これは嬉しい。



コロコロカートに保冷剤をいっぱい入れて行ったので、買い物後に2階のホーカーでササッとランチ。


いつ行っても並んでいる麺屋さんで、4ドルダンプリンヌードルを。


ここの焼売も、冷凍できて便利と教えて貰って購入。


調理前のものは、お店の人に言うと出してくれます。1つ0.8ドル。



新鮮な食材が冷蔵庫にあると、料理する気が増します。


朝からマーケットに買いに行くのは手間だけど、スーパーと同じ値段か安く新鮮な物が買えるし、昼間の時間を有効に使えるから、なかなか良いものですね。



余談ですが


Tiong Bahruの読み方は、チョンバルか、ティオンバルか。


最近は、わりと「チョンバル」と言う方が多い気がしますが


私は、14年くらい前に初めてシンガポールのガイドブックを買った時に「ティオンバル」と書かれていたので、ティオンバルと呼びます。


でも、他の人と会話する時に、相手がチョンバルと言っていたら、チョンバルと言います。我を通すほどの拘りがあるわけではないので。



ただ、シンガポーリアンに聞いても、MRTの放送を聞いても、日本人のカタカナ発音の「チョンバル」とはまるで違う発音で


やっぱり「ティオン バルー」と聞こえるので


私の心の中では、Tiong Bahru ティオンバル。