三代目❤夢小説 『NAOTO編87』
2019.03.08 06:00
「ねぇ、彼なんて言ってた?」
「気になる?」
「なおちゃんがそんな風に言うなんて、普通じゃないでしょ?」
「どして?」
「なおちゃんは仕事を放り出して、恋愛を優先にする人じゃない」
「遠くじゃなくて、今いる場所で仲間や先輩やファンを大切にしながら、自分の家族も幸せにする人でしょ?」
「うん、そうだね」
「ねぇ、彼何て言ったの?」
「マリアを返してくれって」
「うん…」
「君がいないと、生きていけないって」
「…そう」
「たくさんの人が見ている前で…土下座してそう言った」
「…」
「なおちゃん、私…」
「明日出勤でしょ?俺、保育園まで一緒に行くから」
「なおちゃん…」
「行ってすぐに園長に会えるかな?」
「来客や見学者がいなければ、多分大丈夫だけど…」
「俺の目が離れた時に、アイツが君に接近しないように園長に相談してみるよ」
「そんなことしたら彼、園には居られなくなる」
「彼はおかしいよ。とても正常とは思えない」
「そんな人間に、無垢な子供達を預けることなんてできないし」
「まりあを返す気もない」
「…私が、彼をそうしてしまったのかも?」
つづく