甘さだけでは語れない、Roses et Lilas
先ほど、ウェブショップにコソッとアップした新入荷商品のご案内です。
日本では、リボンと花籠を主役とした「マリー・アントワネット」シリーズで広く知られる、Laure Selignac社。
けれど実は、それだけにとどまらず、
フランスらしい感性と美意識が詰まった名作が数多く存在します。
鈴蘭のシリーズなども、その代表例でしょう。
そして、そのひとつが今回ご紹介する
Roses et Lilas(ローズとライラック)コレクションです。
私がこのシリーズに強く惹かれる理由のひとつは、
全体に散りばめられたデザインの「間」と「バランス」の美しさ。
ローズとライラック、それぞれの色味のコントラストがとても上品で、
華やかでありながら、決して主張しすぎないところが魅力だと感じています。
ライラックだけだと、やや端正で静かな印象に寄りすぎてしまう。
ローズだけだと、少し甘さが前に出すぎてしまう。
でも、この二つを重ねることで、
そのどちらにも偏らない、奥行きのある表情が生まれています。
このバランス感覚こそが、他ではなかなか出会えない完成度だと思います。
もうひとつ、私がとても美しいと感じているのが、
ローズとライラックが立体感のある絵付けで描かれている点。
特にライラックに触れていただくと、それを感じ取っていただけるかと思います。
手描きによる絵付けに、24金(24カラット)の金彩が施され、
白磁の上に、陰影と奥行きのある表情が丁寧に重ねられた作品。
プレート中央に設けられた、ゆったりとした余白もまた、
絵柄を引き立てながら、全体の印象をすっと整え、
空間そのものまで含めて、一つの作品として成立しているように感じられます。
「マリー・アントワネット」の華やかさとはまた異なる、
しっとりと静かで、洗練された佇まい。
甘いだけでは語り尽くせない、Laure Selignac の奥深さと美意識を感じさせてくれるコレクションです。
流行に左右されることなく、これから先も変わらず美しいと感じられたことが、
私にとってご案内の決め手となりました。
大人ならではの可愛らしさを、さりげなく取り入れたい方に、ぜひおすすめしたい作品です。
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