クラシックミニのオートマはなぜ生まれた?
最近、仲良くなる"ミニ友"さんを見ていると、オートマの人が増えている。
昔はミニといえばMT一択、という空気がどっかにあったけど、最近はごく自然にオートマに乗っている人が多い。
まぁ、ウチもそうなんだけど。
そんな流れもあって、今日はちょっと気になっていた話を書いてみようと思う。
以前、ローバーミニ・ジャパンに長年勤め、今はオリジナルパーツを販売している重鎮のS社長から「ミニのオートマって凄いんだよ!」と興味深い話を聞いたことがある。
「ミニのオートマって、戦争で負傷した人のために開発された、って話があって...」
正直、その場では「へぇ、そうなんだ」と聞き流してしまったが、あとになってちゃんと聞いておけば良かったとずっと気になっていた。
だから、私なりに今回チョット調べた結果をここに紹介します。
1960年代にミニのオートマが開発・採用された理由は複合的で
- 身体的にクラッチ操作が難しい人(戦争負傷者・障がい者向け)への配慮
- 都市部での運転をラクにするため
- 輸出(特に北米)を見据えて
という理由があったからだとか。
なので、ミニのオートマは"誰でも運転できるクルマにする"という思想の延長線上にあったというのが、一番正確な言い方なようです。
あの"運転が楽しい車"に、こんな背景があったなんて、ちょっと見方が変わる気がします。
「楽をするためのミニ」ではなく、「より多くの人がミニに乗れるようにするための選択肢」。そう考えると、オートマは妥協でも例外でもなく、ミニらしい思想の一部だったのかもしれない。
だから、これからも堂々とオートマに乗りたいと思います。
実際、今オートマに乗っているミニ友さんたちの理由もさまざまで、「渋滞が楽」「長く乗り続けたい」「体への負担を減らしたい」どれも"ミニを手放さないため"の前向きな理由ばかり。MTかATか、という二択よりも、「どう付き合い続けるか」のほうが、今の時代にはしっくりくる気がします。
この話の真偽はさておき、ウチが今のミニを選んだ理由は「オートマでクーラー付きでないと絶対イヤ!」とカミさんが駄々をこねたらからであって、こんな背景があったことなど全く知らなかったのである(-_-)