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ねっと ちきゅうげきじょう

乗ってるだけでどこでも行ける 3日目

2026.01.29 08:55

おはようございます。

ホテルの部屋のカーテンをあけると,
オーシャンビューじゃあないですか!
本州側の下関方面まで眺められます。

さて,今日はどこへ行きますかね。

小倉駅とコンベンションセンターの「北九州メッセ」方面をつなぐ通路。
これは“新幹線”をイメージしたデザインなのでしょうか。

とりあえず,博多駅までは山陽新幹線に乗ってワープ!

“新幹線”といえば,2022年に先行開業した「九州新幹線(西九州ルート)」の武雄温泉駅-長崎駅間ですが,たいへんはずかしながら未乗車でしたので,行ってみることに。

博多駅から特急「リレーかもめ」に乗車。
佐賀平野のなかを走り抜けてゆきます。

1時間強で武雄温泉駅に到着。
対面の同じホームで新幹線「かもめ」に接続しています。

とはいえ,老朽化した特急車両ですでに1時間以上かかっています。
速達性,利便性,快適性が向上したとはいえないのではないかというのが正直な感想です。“新幹線”というのは,全線フル規格で開業しなければ価値が活かせないことを実感します。

グリーン車は設置されていませんが,2列+2列シートの指定席の空間は広く内装も高級感があります。

自由席は明るい山吹色のシートが並び,開放的な空間を演出しています。

内装から,インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭二氏のプロデュースであることがわかります。

JR九州の車両といえば,水戸岡鋭二氏のプロデュースが定着していますが,特急列車の老朽化が進行しており,多くの車両を更新する時期ではないでしょうか。
そこで,予備校三流地理講師がプロデュースするLCC次世代格安特急「ひとつ星未満 in 九州」の企画はいかがでしょうか。座席は3列+3列,シートピッチもPeach Aviation並みの狭さにして,できればインバウンド観光客専用列車に。時代のニーズに逆行するところにビジネスチャンスはあります。JR九州の青柳会長,ご依頼をお待ちしております。

新大村駅付近からは長崎空港が見えます。
島全体の地形を改変し切取・埋め立て造成によってつくられた世界初の本格的な海上空港として,1975年に開業しました。

かつて,この長崎空港周辺の地形図を題材とした問題をつくり,模擬試験の「京大入試オープン」で出題したことを思い出します。

武雄温泉駅から約30分,新幹線の車内をウロついているうちに,あっという間に終着駅の長崎駅に到着しました。指定席をとる必要性はありませんでした。

どうなんでしょうね。博多から約1時間40分,新幹線の部分開業によって,実際,数字上は約30分所要時間が短縮されたようですが,長崎が近くなった実感はあまりありませんでした。やはり全線フル規格で開業しなければ,感覚的には速達性,利便性,快適性の向上の効果は低いといえますね。

さて,長崎駅前は新幹線開業で大きく変わりました。
「熱烈歓迎」の中国の条幅は目障りですが。

高架化にともない新駅舎は旧駅舎から西側に約150メートル移動したため,路面電車やバスとの乗り換えに約2倍の時間を要するようになってしまいました。

広島駅や富山駅などとは真逆で,乗り換えに不便を感じる距離です。

JR長崎本線で新大村駅まで戻ります。
JR九州は新しい気動車がカッコイイんです。

快速で約50分。新幹線なら約15分です。
確かに便利ですが,関西でいえば,京都駅-三ノ宮駅間の所要時間とほぼ同じです。新幹線を使うヒトは少ないでしょう。博多駅まで全線フル規格で開業してはじめて,地元のヒトも使いやすくなるのではないかと思います。

駅舎のデザインは,空に向かって開くようなイメージで,未来へのひろがりや大村の発展を表しているそうです。

新大村駅から再び新幹線に乗車し約12分,武雄温泉駅へ戻ってきました。
途中の「嬉野(うれしの)温泉駅」は通過しました。同駅は約半分の列車が通過しますが,新幹線としては駅間距離が短すぎるため不要な駅です。ただ,明治時代,鉄道敷設に住民が反対したため鉄道が通らず,“悲し野温泉”となってしまった経緯があり,駅の設置は地元民にとっては悲願だったようです。

JR佐世保線で大町駅までやってきました。
大町町(おおまちちょう)に位置しています。

写真にあるとおり,とても据わりが悪い表記ですよね。
もとは大町村(おおまちむら)だったそうです。この時点からすでに違和感のある表記で,町なのか村なのか,ちゅ~とはんぱやなぁ~!!

そして,1936年(昭和11年)に町制施行し,大町町になったそうです。しゃくしじょうぎに「大町町(おおまちちょう)」なんてしなくても,もう「大町(おおまち)」でいいじゃないですかね。

逆に,町内には「大町町民グラウンド」がありますが,筋を通すのであれば,これは「大町町町民グラウンド」とするべきじゃあないんですかね。ちゅ~とはんぱやなぁ~!!

さて,大町町にやってきた目的は,「大町たろめん」!!
本日1軒目の「麺鉄」です。駅前にある大町ふるさと館の「福母食堂」でいただきます!

たろめんは,
高度経済成長期の頃,大町町は杵島炭鉱の炭鉱町であり,炭坑労働者に愛された「たろめん食堂」が提供していたメニューでしたが,2000年(平成12年)に閉店。この幻の味をまちづくりに活かすため有志が立ち上がり復活させたのが,この「大町たろめん」です。

生姜が香る牛骨系ベースのスープに,麺は「うどん」で,豚肉と海鮮のほかキャベツなどの野菜がたっぷり入っています。端的に表現すれば,長崎ちゃんぽんのうどん版です。

十分満足できる美味しさなのですが,
正直にいえば,スープとの相性はうどんよりも長崎ちゃんぽんの中華麺のほうが合います。ただ,大町町でしか味わうことができない昭和時代の「麺鉄」として,非常に価値が高い逸品です。

たろめんに目がくらみ,時刻表をチェックするのを忘れておりました。
次の列車がやってくるまで,あと1時間半もあります。ひと駅先の江北駅まで行けば列車があるので,歩きますかね。

早速,おもしろい建物を発見!
「小川内 歯科」なのか? 「小川 内歯科」なのか?
「小川内」という苗字はかなり珍しいし,「内歯科」なんて診療科は存在するのでしょうか。胃腸炎も診てくれるし歯の治療もしてくれる? いや,口腔内科のこと? 歯と健康は深くつながっているということを聞いたことがあります。かつて,歯科医師の受講生がいました。医科歯科連携の重要性から,医学部を再受験し,見事合格したことを思い出しました。

歩きはじめたものの,行けども行けども次の駅は見えてきません。
「近くて遠いは田舎の道,遠くて近きは男女の仲」などと清少納言が綴っていたことを忘れておりました!
入試科目に「古文」は不要という意見もありますが,こういう場面で必要不可欠となります。

1時間程度歩きましたかね。となりの駅の江北駅に到着。
昭和生まれの人間は「肥前山口」駅と聞いたほうがしっくりきます。九州新幹線(西九州ルート)開業のタイミングにあわせて2022年に「江北駅」に改称されました。江北町の知名度を上げるために町名と同じ駅名に変更したそうですが,効果のほどは?

駅近くの集会所の敷地内に,かつての駅名表示板が保存されていました。

JR長崎本線で鍋島駅へ。
鍋島藩の名称を冠する駅にもかかわらず,小さな駅です。

かつて毎週土曜日は,佐賀県佐賀市と福岡県久留米市で講義をやっていたこともありました。ところが,当時「佐賀ラーメン」というものの存在を知りませんでした。
本日2か所目の「麺鉄」です。

「らーめん もとむら」へ。
久留米ラーメンにルーツをもつそうです。

店主は無愛想ですが,

!!
豚骨ラーメンながら,不必要にスープが濁っていません。不必要にスープがコッテリしていません。
これは絶品! おそれいりました。

大満足で鍋島駅へ戻ります。佐賀平野はあちらこちらにクリーク(水路)がみられます。

JR長崎本線で新鳥栖駅へ向かい,熊本駅までは九州新幹線に乗ってワープ!

熊本駅では,床を突き破ってクマが出没!

駅前から熊本市電に乗車し,本日の宿泊場所へ向かいます。