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NYでマンハッタンを眺めながら御朱印を書く

2026.02.10 12:52

2025年7月、ニューヨークで御朱印を書くという稀有な経験をさせていただきました。古くからの友人・末次庸子さんという方が営むブルックリン・ウィリアムズバーグ地区のギャラリーHACO(ハコ)でのお茶と禅の企画によるものでした。

https://haconyc.com/(HACO NYC)

NYでのイベントはもう半年以上前のことです。

2026年、年が明けて年始から続く忙しさに追われていると、数日前にニューヨークからの荷物がお寺に届きました。送り主の住所にはHACOの文字。小さくて軽い荷物を開梱すると、素敵な色合いの布が。

HACOでノベルティのトートバッグを制作したとのこと。ショッピングはもちろん、最近また流行っているLPレコードが入るサイズです。試しに自宅のレコードを入れてみたとろ、画像の通りジャストフィットでした。LPレコード5枚ぐらいは入りそうです。とても嬉しいです!

安洞院のInstagramには少しだけ画像を掲載しましたが、詳細についてはあまり記していなかったと思います。コロナ前にも一度、お香屋さんの社長と共に禅のイベントを開催したことがありましたが、私が伺うのは今回で2回目。宮崎の白玄堂さんというオーガニックのお茶を展開しているお茶屋さんと仏教のコラボレーションでした。

https://hakugendo.jp/ (白玄堂)

日本はもちろんのこと、海外でもブームになっているお茶、特に抹茶がすごいことになっています。しかしながら、実際に飲んでみると15ドルもする抹茶ドリンクが非常に残念な味だったりするわけで、本物の日本クオリティには程遠いというものが多い印象です。


現地でお茶の試飲やイベントの中での喫茶では、味や香りには言語を超えて伝わるものがあることを体感しました。それは上質なお香の香も然り、シンプルでミニマムな御朱印の美しさ然り。本当に良いものは、感性で伝わるのだと思います。

ギャラリーでの坐禅の様子。坐禅用のクッションは、空気で膨らませる瞑想用のクッションで代用しました。現地在住の日本人の方々も多数ご参加いただきました。

イベント会場となったブルックリンのドミノパーク。ドミノシュガーという砂糖会社の工場跡地がリノベーションされ、ものすごくおしゃれな空間になっています。

ブルックリンの対岸、川の向こうにはマンハッタンのビル群が見えます。この広々とした空間で、お茶の試飲や販売、会場に訪れた方々と共に、可能な限り坐禅のセッションを行いました。7月とはいえ水面から吹く風が心地よかったです。

日本と同じく、イベントで忙しいので書き置きの御朱印を多数、ブルックリンのホテルの部屋でせっせと50枚ほど書きました。

しかし、当日を迎えてみれば、

「目の前で書いてくれ」

「ライブが一番だよね」

「書いているところを動画で撮影してもいい?」

と、これもまた日本と同じく、結局はライブで御朱印を書き続けました。おそらく3日で100枚は書いたのではないかと思います。がんばりました。


ブルックリンの中でもおしゃれな店が軒を連ねるウィリアムズバーグという地区に、HACOギャラリーはあります。もしブルックリンに行く機会があれば、ぜひお立ち寄りください。住職が書いた御朱印や、個人的に寄付させていただいた墨蹟「喫茶去」のお軸が展示してあるかもしれません。

こちらでは常時、素晴らしい日本のお香やオーガニックのおいしいお茶を販売しています。何よりも、笑顔が素敵なギャラリーの主人である末次庸子さんが素晴らしい方ですので、NYの中の世界に誇る日本文化の粋をお楽しみいただければ嬉しいです。


トートバッグが届いた嬉しさのあまり、昨年の夏のイベントをご紹介しました。また機会があれば、次世代の若いお坊さんたちを連れて行きたいものです。

ありがとうございます。


住職


 HACOのサイトはこちら▼

31 grand street.

brooklyn, ny 11249

U.S.A.

917-582-0803