箱と楽器は影響する?
こんにちは。
音楽家の純子マッサーリア
Junko Massagliaです。
私のインスタグラム
を見てくださっている方はご存知かと思いますが、
今月は珍しく演奏会を自分から聴きに行っています。
先週はイタリア国立放送局RAIオーケストラが藤田真央さんをソリストに迎えたモーツァルト。
そして今週は主人の学校の招待チケットで同じくイタリア国立放送局RAIオーケストラによる真央さんの師匠であるキリル・ゲルシュタイン氏演じるラフマニノフを聴きに行きます。
そのあと2日後と5日後にもピアノのソロのリサイタルへ行く予定です。
この間しみじみ思ったことがあります。
ホールと楽器は演奏に影響する
と。
特にピアニストは自分の楽器を持っていくのは世界的に数名しかいない分野なので、ホール(箱)と楽器(ピアノ)によって演奏の質も表現も大きく変わります。
藤田さんの使用したピアノはハンブルグ製のスタインウェイ。(ちなみに、NYでのコンサートでもハンブルグ製スタインウェイを選んだそうです)
プラス、箱であるアルトゥーロ・トスカニーニRAIアウディトリウムの響きが最高の組み合わせでした。
ガレリア席から聴きましたが、距離感やピアノとオケとのバランスのストレスもなく音楽そのものを堪能できました。
というのも、そもそもCDや録音で聴くピアノ協奏曲は、たいていピアノにマイクがついていて、オケとバランスが良いように録音されているので、それに慣れてしまうと実際のホールではCD の時のようなバランスでは聞けないことが多々あるわけです。
次回(2月13日)のキリルさんはラフマニノフ。真央さんとは体つきも手も何もかも違う。そして曲も全く異なるのでとても楽しみです。
いずれにせよ、やはりいいホールで、良い楽器で演奏できることは演奏そのものに影響すると思います。一流になればなるほどその環境は整っていきます。
↑ RAI Torino アルトゥーロ・トスカニーニ アウディトリウム
その点で、日本の音楽ホールは設備も楽器もよく整っている。
小ホールから大ホールまで。
でもこちら本場ヨーロッパはそうではない。
いい楽器もあればそうでない楽器に当たることも多々ある。
だからこそ、いいホールと楽器に出会えるために
研鑽し続ける。