カンフーブレスティックス(KUNG FU BRESTHICS)
カンフーブレスティックス(Kung Fu Bresthics) ※ Breathing × Kinetics × Mechanics の造語的ニュアンス カンフーブレスティックスとは、 中国武術(特に詠春拳)の身体原理を基盤とした、呼吸・構造・動作の統合体系。
単一の呼吸法ではなく、複数の原理・技法・状態を含む「総称」です。 呼吸(Breath)と身体運動・構造(Kinetic)を一致させる技法 単なる腹式呼吸でも、気合い呼吸でもなく、 • 力を抜いた状態で • 骨格構造を整え • 関節・筋・腱・神経の連動の中で • 自然に起こる呼吸を「使う」 という、詠春拳・内家武術的な呼吸観に近いものです。
特徴
① 吸う・吐くを「操作しない」 呼吸をコントロールしようとしない。 身体の配置が整うと、呼吸は勝手に深く静かになる。
② 動きと同時に起こる呼吸 • 沈む → 吐く • 伸びる → 吸う ではなく動きそのものが呼吸を生む。
③ 力みを抜くための呼吸 呼吸は「力を出すため」ではなく、 力を抜き、壊れない身体を作るため。 武術的定義 カンフーブレスティックスとは、 武術修練において 呼吸・構造・感覚を分離せず、 身体本来の働きを呼び覚ますための 統合的身体調整法である。
中核コンセプト
① 呼吸は「作るもの」ではなく「現れるもの」 • 深呼吸しない • 吐こうとしない • 吸おうとしない 身体構造と神経連動が整った結果、 最も効率の良い呼吸が自然発生する。
② 呼吸=力の伝達経路 カンフーブレスティックスでは、 • 呼吸 • 骨格配置 • 関節の遊び • 筋緊張の解放 これらが一体化し、 力まずに伝わる身体を作る。
③ 動きと静けさの両立 • 静功の中に動 • 動作の中に静 小念頭・站椿・慢動作のすべてが 呼吸を鍛える場になる。
カンフーブレスティックの基本
1. 「動く瞑想」としての訴求 詠春拳の基本の型である「小念頭」は、まさにこのコピーを体現しています。
• 解説: 「指先一つひとつの動きに意識を向けることで、脳と神経をリセット。静かな動きの中に、身体を内側から再構築する知恵が詰まっています。」
2. 「武医同術」の具体例を提示 なぜ武術が養生になるのか、その理由を噛み砕いて伝えると、より納得感が増します。 • 解説: 「正しく立つ(開馬)ことは、骨格の歪みを正すこと。正しく打つことは、全身の連動性を高めること。武術の理にかなった動きは、そのままリハビリの理にかなっています。」
3. 「眠っている回復力」へのアプローチ 現代人が忘れがちな「脱力」の技術を強調します。
• 解説:
「私たちは日々、無意識に体に力が入っています。詠春拳の『リラックス(放鬆)』を学ぶことで、滞っていた血流やエネルギーが循環し始め、身体本来の回復スイッチがONになります。」 武から生まれた、再生の技法 カンフーブレスティックスは、 痛みを押して動かす訓練ではない。
力を抜き、 身体の構造を整え、 呼吸と感覚を通し、 身体が本来備える回復力を呼び覚ます。
詠春拳の理を基とし、 筋力や根性に頼らず、 関節・神経・重心の連動を整える。
動きは小さく、静か。 しかし、内側では確実な変化が起こる。
怪我の回復期、慢性的な不調、 年齢による可動域の低下等々有限の動きが、無限の回復を生む。 武術家にも、一般の方にも、 それぞれの身体に応じた導きを行う。
治療でも、トレーニングでもない。 これは、武の理を用いた身体再生のためのカンフーブレスティックスである。