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話題の種明かし問題について考えてみた。マジックの種明かしはアリ!?

2019.03.08 08:31


この討論動画に触発されました、もやしくんです。マジックの種明かしについて僕の考えをザックリ書いておきます。




【種はアイドルの裸】


マジックの種=好きなアイドルの裸。って考えてみる。

要は秘密。好きなアイドルがヌード写真集を出したら買いますか?って話。

裸を見て夢が壊れるなって思うなら、買わなければいい。どうしても見たいなら買えばいい。

だけどそのアイドルが突然街中で服を脱ぐのは違うよね。ただの公然わいせつだから。


知り合いに種明かしをするのもNG。

それはヌード写真集を友達や通行人に見せびらかすようなもの。


種をネットにアップするのはOKだと思う。

昔から図書館に行けば解説本は読めたわけで。

マジックの種はググればだいたい出てくる時代。

昔に比べてアクセスはし易くなっている。




【選ぶ権利はしっかり残す】


種を知りたくないって人が知ってしまう状況、つまり公然わいせつ状態の種明かしは絶対にNG。


YouTubeで種を知るには、自発的に調べるか、関連動画に出てくるか。そして再生ボタンを押して初めて種を知ることができる。

万が一自分の意思と無関係に種明かし動画が再生されたとしても、開始数秒で種がわかることはまずないので、自分の意思で動画を停止することができる。


しかしTikTokのようにオススメ動画がランダムに表示されるようなサービスでの種明かしには反対だ。

マジックの種を知りたくないって人が知ってしまう、最悪の状況。そんな種明かしには反対だ。




【種明かしは思いやりを持って】


すべての種明かしに通じることだが、丁寧に教えることは大切だ。

マジックをやりたい人向けの種明かしはOKだけど、「マジックの裏側は実はこうなってましたああああ!!」的な雑な種明かしはよくない。


雑な種明かしが存在すると、それを子供たちが真似して質の悪い動画が蔓延してしまう。自己顕示欲を満たすためだけの動画だ。


種を知っていることが優越感になってしまってはいけない。

そこに優越感を持ってしまうと、周りの人が不快になり、良いことは何一つない。




【種明かしとレクチャーの違い】


今まで散々「種明かし」という言葉を使ってきたが、「レクチャー」という意味も含めて使っている。

「種明かし」と「レクチャー」という区別は線引きが難しいような気がする。

言葉が短いので曖昧になっているところがある。

言葉を付け加えるならば、「ひけらかし的な種明かし」と「丁寧なレクチャー」といったところだろうか。




【最近の客層】


最近はYouTubeをキッカケにマジックを始めたというお客さんに出会うことが多くなった。

これはめちゃくちゃ嬉しいことだ。

マジックについて語れる人が増えることほど嬉しいことはない。


種を知るかどうかはお客さん次第だ。

ググれば種を知れる時代。知りたいお客さんはその場で調べたりもする。

「私は夢のままでいたいから調べない」って明言するお客さんもいる。


先日印象的だったのは、「YouTubeでマジックの動画よく観るんですよー!演技の動画だけ観るんです。種は知りたくないのでそういう動画は飛ばしてます」ってお客さん。


やっぱり人それぞれ、自分で判断してるんだよなあと。




【僕もテレビでの種明かしに熱中した一人】


僕が小学生の頃、ミスターマリック氏のブームが続いていた。

テレビ番組では簡単なマジックの種明かしがされていた。


子どもの頃の僕は情報収集する力がなく、テレビは貴重な情報源だった。

だからその種明かしが嬉しかった。僕もマジックができるぞ!!と。

実際にそのマジックを演じることによって、演じる楽しさを知ることができた。


種明かし(先の言葉で言えば丁寧なレクチャー)があるからこそ、演じる楽しさを知ることができる。

無料での種明かしがあることは良いことだと思う。


ただし公然わいせつとなりかねないテレビでの種明かしは注意が必要だ。


ちょっとエロいくらいの初歩のマジックの種明かしに留めておくべきだ。


そして知的好奇心を煽るような演出ではなく、演じる楽しさを教えるような演出が最適だろう。




【ひけらかす人】


マジックの種を知っていて、マジック中に「YouTubeで観たんだけどね、これはこうやってるんだよ!」って言ってしまう人もいる。

種を知っていることに優越感を覚えているタイプだ。


他のお客さんを巻き添えにすることはあり得ないので、僕はその場で教育する。

公然わいせつは良くないよ、って。


このタイプのお客さんはきっと質の悪いひけらかし的な種明かし動画を観たんだろう。

だからYouTube等、アクセスしやすい種明かしを丁寧なものに変えていく必要はある。




【対面でのレクチャー】


相手が本気でマジックをやってみたいのであれば、自由に教えていいと思う。

しかし相手の知的好奇心を満たすためだけの種明かしはNG。

マジシャンがしっかりと見極めなければならないところだ。

レクチャーをするならば、それを知りたい人にだけ。知りたくない他の人を巻き込んではいけない。




【まとめ】


「ひけらかし的な種明かし」と「丁寧なレクチャー」を区分したときに、前者には反対、後者は本でもYouTubeでも自由にやっていいと思う。


ただしレクチャーは思いやりをもって。マジックの考案者や演者に大きな敬意を払わなければいけない。


いくら丁寧なレクチャーでも公然わいせつ的にやってはいけない。


今回はポンチさんがYouTubeにあげていた討論動画をきっかけに、自分の考えを整理する意味でもザックリと文章にしてみました。


皆さんいろんな意見がありますよねー。

日本のマジック業界を盛り上げたいって気持ちは皆んな一緒やと思います。