どのように原因を見つけるか?
どのように原因を見つけるかは、筋力検査法を使うのですが、筋力検査という名前とは違って筋肉の強さを計る訳ではありません。
殆ど感覚に近い方法なので、その方法を理解する必要があります。
私の使っている筋力検査法は、意識と密接に関係します。
例えば「水」の異常はどこに存在しているか?
という質問に対して身体が反射を起こします。
首から上?
体幹?
四肢?
そういう質問を身体に投げかけます。極微妙な変化がこの時に起こります。あきらかな筋力の変化ではありません。もちろんそういう変化を起こす場合もあります。
思考はエネルギーですが、極微妙な変化しか起こしません。だからそれを受け取る側も神経を集中しなければわかりません。
ただ、原因がわかると、TL(セロピーローカライゼーション)という方法で原因の場所を触れると症状が一気に改善する時があります。
これは原因と結果がハッキリした時に起こる現象です。
全ての反応がなくならなくても主訴が減弱することもしばしばです。
症状に何らかの変化があるということは、そこが何らかの原因であり、その結果、症状に改善がみられたということになります。つまりそこは治療部位となる訳です。
例えば肘の痛みがある人が、首から上で、前側に「水」の流れが悪い場所があるとわかったとします。咽や鼻あたりに手をあてる(TLする)と、それによって異常を起こしていた症状の肘の痛みや動きが改善方向に向かいます。
手を触れるだけでも効果的に働きます。
手を離すと、また症状が元に戻ります。
再現性があるということです。
つまり咽や鼻に問題があって肘に痛みがあったということがわかる訳です。
このような検査と方法で、原因と結果を見つけていきますが、専門家でもコツを知らない人が殆どです。だから現実的に変化しているのに似非だとか言われます。わかろうとしない人には一生わからないのでそう言われても仕方ないのですが、物理的な世界だけが世界だと思っている人にとってはチンプンカンプンだと思います。
コツがわかれば、あきらかに反射があるんだと実感します。
それを専門家の勉強会では教えています。昨日も講習会の前のビデオチャットを行いました。
専門家の勉強会は、少人数で一般よりも値段が高いですが、全ての治療の基本を学んでもらえるので、どんな新しい治療法を学んでも応用が効きます。
コツさえつかめれば、全ての治療法を自分のものにすることができます。ビデオチャットでセッションを行い、当日は実技指導に徹するというやり方をとっています。
だからかなりお得なんです。