足すことがセルフケアだと思っていた私へ-減らしたくない心理
2026.02.15 06:54
私はずっと、
セルフケアとは「足すこと」だと思っていました。
体にいいものを足す。
知識を足す。
ケアを足す。
努力を足す。
足りないから、もっと足さなきゃ。
まだ足りない。
もっとやらなきゃ。
どこかでずっと、
自分を「不足」の側に置いていた気がします。
そして正直に言うと、
減らすこと、やめること、引くことって、
なんだか心理的に少し怖い。
減らすより、増やすほうが安心に感じる。
足すほうが、ちゃんとケアしている気がする。
東洋医学に惹かれていたのに、足していた私
だから私は、東洋医学がいいなと思って、
15年くらい前から生活に取り入れているつもりでした。
でも実際にやっていたことは、
東洋医学の中でも「足すセルフケア」だったんです。
私はお灸が大好きで、
セルフお灸を時々していました。
もちろんそれも東洋医学の一部だし、
好きな時間でもありました。
でも今振り返ると、
私はずっと「足す東洋医学」をしていたんですよね。
本当の意味で東洋医学が助けになった瞬間
本当の意味で、
東洋医学が私の生活を整え、質を変え、底上げしてくれるものだと
わかってきたのは最近なんです。
きっかけは、コロナでした。
体調を崩し、
3日ほどほぼ絶食。
その後少しずつ体を整えていきました。
すると、驚くことが起きました。
今までにないくらい、頭が冴えて落ち着いていて体調が良くなったんです。
足したからではなく、
引いたあとに整えたことで。
そのとき初めて、
東洋医学は「足す」よりも「引く」なんだ
と、体感で理解しました。
東洋医学は「足す」よりも「引く」
東洋医学のベースは、整えること。
たくさん入れるよりも、
まず巡らせること。
詰まりを取ること。
滞りをなくすこと。
そして何より、
まずは減らしてみる。
引いてみる。
そこからなんだ、という考え方。
足りないから不調なのではなく、
抱えすぎているから滞っている。
減らすことは、不足になることじゃない。
何かを失うことでもない。
余計なものを外したとき、
本来の力が戻ってくる。
東洋医学の魅力は、
ここにあると私は感じています。
次回はやらないほうがいいことの東洋医学リストをご案内しますね