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【WEリーグ】新潟Lが首位INAC神戸を撃破

2026.02.15 08:27

2026年2月15日、ノエビアスタジアム神戸で行われたWEリーグ第10節。アルビレックス新潟レディースが、アウェイで首位のINAC神戸レオネッサを1-0で破り、価値ある勝利を手にした。新潟の橋川和晃監督は試合後、選手たちが粘り強く戦い抜いた姿勢を称賛した。この勝利は3週間に及ぶ中断期間の合宿生活を含め、チーム全員で積み上げてきた準備の成果であると振り返った。特に守備面では、INAC神戸の強力な前線に対して高い警戒心を持ち、ゴール前のラスト30メートルで簡単に隙を与えない「一本の寄せ」を強調し続けた。宮本妃菜里、江﨑杏那、高梨智穂といった起用された選手たちがそれぞれの持ち味を発揮し、最後まで集中を切らさず戦い抜いたことが完封勝利につながった。


一方、敗れたINAC神戸の宮本ともみ監督は、再開を待ちわびていたファンやサポーターに対し、期待に応えるサッカーを見せられなかったことへの悔しさを滲ませた。自身の指揮を含めた力不足を認め、結果を得られなかった現状を真摯に受け止める言葉を繰り返した。


試合展開については、新潟の対策はある程度想定内であったものの、肝心の局面で自分たちのやりたい形を貫けなかったことを敗因に挙げた。新潟の堅いブロックに対し、ゴール前での個の質や勇気が不足し、誰かに頼ってしまうような弱気なプレーが目立ったことを課題とした。中断期間に磨いてきた「背後への意識」や「高い位置での奪取」という狙いを、90分間を通して体現し続ける強さが足りなかったと分析した。


この試合では、新加入の加藤ももがスタメンとして技術の高さを見せ、後半には長期離脱から復帰した辻澤亜唯がピッチに立つなど、次戦への期待を感じさせる場面もあった。加藤の適応力や、辻澤が復帰への一歩を刻んだことは、今後のチームにとって大きな材料となる。


新潟はアウェイで首位を撃破する大きな勝ち点3を積み上げ、確かな自信を掴んだ。一方のINAC神戸は、露呈した課題を整理し、次戦の日テレ・ベレーザ戦に向けてチームの立て直しを急ぐ。


取材:Tomoyuki Nisihikawa / SportsPressjP