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富士の高嶺から見渡せば

隣国に新時代の到来を期待できるか?『張又侠の密書』全文和訳

2026.02.16 09:21

現政権の終焉の始まりではないか?それはやがて共産党体制の終焉にもつながるのではないか?いま私たちは歴史が動く瞬間に立ち会っているかもしれない。そんな予感と期待をここ最近、強めている。そしてそれは、これまで辛酸をなめ、多くの民衆が犠牲となったチベット、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)、南モンゴル(内モンゴル自治区)の中国共産党支配下からの離脱、自由と民主化の達成、そして香港や台湾の中国共産党の軛(くびき)からの脱出、真の自主自立への道につながるかもしれない、という願望にもつながる。そうあることが周辺の諸民族・国家だけでなく、全人類にとって最大の幸福であり、歴史の真の進歩であると信じたい。

相変わらず中共政権の中枢内部は深い闇に閉ざされ、外部からは一歩先も読むことも出来ない。しかし、そんな期待と願望を抱くきっかけは、中国国営の通信社・新華社が1月24日に伝えた記事だった。その記事は、中国共産党中央軍事員会副主席で人民解放軍制服組トップの張又侠と人民解放軍総参謀長の劉振立が「重大な紀律・法律違反の疑いで立件し、審査・調査を行うことが決まった」と突如発表した。それ以降、米国など海外に拠点を置いた中国語メディアは、張又侠ら人民解放軍によるクーデタ説、逆に習近平による宮廷クーデタ説、張又侠を擁護・支持する各戦区の軍部隊が北京周辺に集結し内状態に陥っているとする説、張又侠のすでに処刑説、はては米軍特殊部隊による張又侠の救出奪還説などなど、まさに玉石混交の情報が飛び交い、かまびすしい。

「張又侠が習近平に宛てて書いた公開親書」の真贋とその価値

そうした中で、張又侠が逮捕されることを予期し、逮捕前に口述筆記したという手紙が、米国在住のチャイナ・ウッチャー蔡慎坤氏や呉祚来氏らによって公開された。「張又侠の密書」あるいは「張又侠が習近平に宛てて書いた公開親書」(張又俠寫給習近平的公開信)としてネット上で拡散している文書である。手紙の真贋については判断できないが、一読したところ、これまで内部情報として伝えられてきた党長老による「中央意思決定・調整機関」の設置や「北戴河会議」での習近平辞職勧告など、この間の政権中枢の内部の動きがよくまとまっている上、台湾への軍事侵攻への対処や軍の高官人事などをめぐり習近平と張又侠が対立を含めた経緯がよく理解できる内容となっている。

この手紙が、たとえ張又侠自身が直接語った内容ではなく、第3者が勝手に創作して作った内容だとしても、可能性はこちらの方が高いと個人的には思うが、たとえそうだとしても、軍権をはじめ全ての権力を個人に集中させ、個人独裁を許す「軍事委員会主席責任制」の弊害を明らかにし(手紙では鄧小平が最高権力を手にするために憲法改正を断行したと書かれている)。また数十万人の兵士の命や莫大な産業経済の犠牲を覚悟しなければ実行できない台湾への武力侵攻についての是非について、多くの中国国民ならびに海外在住の華人らが、習近平の方針に明らかに反対しているという点について、十分な説得力をもって理解できただけでも、この手紙は世に広める価値があると思う。

そこで当ブログでは、この手紙の全文を和訳して掲載し、後世への記録として残したいと思う。小見出しと文中の(丸括弧)部分の説明は当ブログがつけた。(以下はAI翻訳をもとに李相哲龍谷大学教授が訳した以下のYoutubeチャンネルを参考に一部修正を加えた)。

【李箱哲TV(2026.1.30)[続報]習近平の乱は終わらない、密書のショッキングな内容】


<張又侠の罪名は「中央軍委主席責任制」に反対したこと>

もし私の身に何か起きたら、この手紙を公開してください。

私が逮捕されれば、間違いなくさらに多くの人々が一緒に逮捕されるでしょう。それは私たちが何か法律や規律に違反したという罪を犯したからではなく、ただ一つの理由、つまり私と習近平同志の間で、「中央軍事委員会主席責任制」に対して異なる見解があったからです。

もちろん、(私と近平の間では)台湾の武力統一、ロシアとの戦略的協力関係、高級将官の高速昇進(スピード出世)についても重大な意見の相違がありました。こうした意見の相違があることは、党内や軍内では正常な現象であり、科学的かつ民主集中制の方式によって対処・解決されるべきです。しかし現状を見ると、彼(習)は特殊な手段で解決しようとしたようです。

習近平に伝えたい。この手紙を書いている時、私はかつて趙紫陽が語った「我々はもう年老いた。(党内のことなど)どうなっても構わない」という言葉を思い出しました。私には軍事クーデターを実行する条件は整っている。しかし、断固としてそれを実行するつもりはありません。事態が大きくなりすぎ、一旦制御不能になれば、国家は内戦に陥り、まず犠牲になるのは双方の罪なき兵士たちです。私に対し(習近平が)非常手段を取ったとしても、私は抵抗しません。是非は公義にあり、人心が天秤です。歴史が白黒をはっきりさせると信じています。

私の心は穏やかです。これらの言葉を残すのは、近平同志が自省することを願うからです。あなたが勝ったなら、度量と節度を持ち、物事をそこまで追い詰めるべきではない。「頭上三尺に神あり」(抬頭三尺有神明)つまり天は高いところから見ているのです。

断言できるのは、もし私を逮捕するなら、それはクーデター(政変)の手口しかないということです。三~五人が密謀し、党中央委員会政治局での集団的な討論を経ずに、中央の名義で実行・公表されるだろうと思います。

誰が法規に違反したというのか?1989年(学生を武力で鎮圧した64天安門事件)に法規に違反したのは鄧小平であって、趙紫陽ではない。しかし鄧小平は結局、1992年に改革開放を堅持しました。もし私が逮捕されれば、習近平が中国を北朝鮮のような国に変え、台湾武力統一に専念し、いつでも軍隊を使って戒厳令を発令する可能性が極めて高い。

<習近平は人民の軍隊を「習家の私兵」に変えようとしている>

そこで私は考えました。私が逮捕された後、彼らはどんな罪名をつけるのだろうかと?

間違いなく「中央軍事委員会主席責任制に反対した」と言うだろう。考えてみてほしい、もし軍事委員会主席が本当に長年にわたる軍内の腐敗に責任を負うなら、私が反対するだろうか?私が反対しているのは、軍事委員会主席責任制が家長制に変質し、彼が細かすぎるほど具体的な管理を行い、あらゆる事柄において自分だけが天才的な専門家であり、英明な統帥者だとして振る舞っていることです。毛沢東でさえ軍をこれほどまでに管理しなかった。

人民の軍隊を党の軍隊に変えるのならまだしも、自分の家族の私兵に変えるというのは本当に恐ろしい。彼が抜擢しロケット式に昇進させた者たちは恩義に感じ、原則なき忠誠を誓い、「習主席の良き戦士になる」と歌わせるのは、まさに文化大革命の手法です。肝心なのは、あの時代は情報が閉鎖的で宣伝が成功したが、今は情報がこれほど発達している。どんなに宣伝しても、誰も心からあなたを偉大な指導者として崇拝することはなく、むしろより多くの人々の反感を買うだけだ。

ネット上にも動画があるから、皆が見た通り、近平同志が会場に現れると全員が起立して拍手する。まるで北朝鮮の金正恩のようだ。そのとき私が現場で示したどのように反応したか、皆さんも見ていたと思います。(2025年夏の党の会議で、出席者全員が習氏に向かって熱烈に拍手を送る中で張氏だけは習氏に背を向けてカバンの中を物色している様子がテレビ映し出されたことがある)。私は内心、反感を抱き、居心地の悪さを感じていました。これも軍委主席責任制への反対の意思表示と言えるでしょう。

海外メディアは、私と習氏が対立していると騒ぎ立てていました。軍情報部門はこうした様々な動向について情報を整理して頻繁に私に示してくれました。私はそれを見て、ただ一笑に付しただけでした。

<中央軍委主席責任制が機能するのは戦時だけ>

もし私が逮捕された場合、我々自身の制度システムに問題があることを示しています。このようなシステム、制度が変わらなければ、誰もが次の犠牲者になり得ます。

党の指導とは、党の最高指導者が細部に至るまで全てを統制することではなく、人民を導いて原則や戦略を策定し、全ての党員がそれに従うようにさせることです。

軍隊が党の指導の下にあるという原則も同様です。中央軍事委員会主席責任制とは、集団指導体制下における主席の責任を指すものです。戦時の場合のみ、中央軍事委員会主席は三軍の統帥権を持ちます。平時には、戦略を策定し、情勢を分析し、人材を登用するなどの業務は中央軍事委員会主席の単独で決定すべきではありません。習近平同志と私の矛盾・対立は、まさにこうしたところで発生しました。

<習近平は大規模な戦争を自ら指揮することを望んでいる>

さらに深刻な問題は、彼が常に機会を伺い、心の底から戦争を起こそうと望んでいることに私は気づいたのです。彼は特に自ら大規模な戦争を指揮することを望んでいました。南シナ海での衝突、特に中印国境で起きた戦争は全く不必要なものでした。私は戦争を経験した者であり、指導者が戦争を起こし、無数の兵士たちの命を犠牲にするのを見たものです。間もなく(中越?)両国の指導者が親しく握手を交わし、「同志だ、兄弟だ」などと言うのは、人間がするべきことではありません。(ベトナム戦争)当時、私とともに戦って犠牲となった兵士や将校たちは、現地に埋葬されました。彼らの両親や兄弟がそのお墓を見に行こうとしても、旅費すらない。平和な時代にこのような悲劇を生み出したのは、鄧小平の罪です。

<鄧小平は自ら導入した主席責任制によって天安門事件を発動した>

あまり知られていませんが、鄧小平は自らの権力を最高のものとするため、1982年に憲法を改正し、この「中央軍事委員会主席責任制」を打ち立てたのです。毛沢東の時代には、このような制度はなかった。

鄧小平は、この種の憲法改正は、彼自身の個人的な権力のためのものだということ知っていましたが、それを決して宣伝しなかった。当時、中央軍事委員会の楊尚昆ら数名が協力して成立させました。鄧小平の憲法改正も習近平の憲法改正も、実際は重要人物たちだけで決定し、全国人民代表大会は否応なく可決せざるを得なかった。政治局で決まったことだから、挙手しない者は誰であれ逮捕されるのです。

その後、鄧小平が胡耀邦や趙紫陽を排除し、長安街で戦車を走らせ人民に対して発砲する弾圧を敢行できたのは、すべて中央軍事委員会主席責任制という制度によって最高権力が彼一人に与えられていたからです。

振り返ってみれば、鄧小平がこれほど多くの罪を犯したことが、鄧家にとって良いことだったのか?党と国家、そして人民にとって良いことだったのか?

近平に忠告するのは、実は彼と彼の家族のためです。何しろ私たちは同じ屋敷の庭で育った兄弟であり、彼に本音を言えるのは私だけだからです。

<北朝鮮のような国になれば事態は文革時代より深刻に>

台湾を攻撃し、アメリカや日本と戦争を続けることは、かつて鄧小平がベトナムを懲らしめ、学生を鎮圧したように簡単なことではありえない。彼の家族も、そして我が国も計り知れない災難に見舞われるでしょう。数万人、数十万の軍人が犠牲になるでしょう。その結果は想像することすらできません。このような戦争が続けば、政変が起きたり、党と国家が人民によって打倒されるかもしれない。その時、戦争を仕掛けた指導者たちは血みどろの報復を受けるのではないか?考えるだけで恐ろしい。

軍隊は国家と人民を守るものであり、軍隊は戦争をするためにあると考えるのは、明らかに間違った見方です。

私は中央軍事委員会にいるので、彼を説得したり、重大な過ちを犯さないよう抑制したりできる。しかし、もし私が逮捕されれば、(総参謀長の)劉振立や他の多くの同志も逮捕されてしまい、軍内には彼自身が直接選んだ将官たちだけになる。そうなれば我が国は軍国主義国家となり、いつでも戒厳令を発動できる状況となり、北朝鮮と同じような国なるでしょう。そうなったら問題は、文化大革命よりも状況が深刻になることです。

<習近平は私との対立で激怒のあまり倒れて緊急入院した>

私と習近平の対立について話してみましょう。

私たちの対立は、三中全会(中央委員会第3回全体会議2024年10月)の前からすでに存在していました。彼は軍の人事選考ルールを完全に無視して突撃的に多くの人材を抜擢し昇進させたので、多くの将兵の不満を招きました。さらに深刻なのは、彼らが手にした権力とボス(習近平)の信頼を利用して、軍内で派閥を形成し、私を調査・処分するための証拠収集を始めたことです。

私は三中全会で習近平と対立しました。一つは人事問題、もう一つは軍を通じて全国を戦争準備態勢に移行させ、ロシアがウクライナを攻撃しているこのタイミングを利用して、台湾を掌握しようとしたことです。

私は劉振立(総参謀長)と共に反対しましたが、張升民(中央軍委委員、現在は副主席)は口を閉ざしていました。中央軍事委員会は民主集中制を貫くべきだと私は主張しましたが、彼(習)は私が中央軍事委員会主席責任制に背いていると反論しました。その結果、彼は激怒して体調を崩して(倒れ)病院に搬送されたので、三中全会は危うく開催できなくなる可能性までありました。もちろんこの内情を知っているのはごく一部の人間だけです。

<「北戴河合意」によって元老が介入する「中央調整機関」が置かれた>

政治局常務委員会のメンバーは慌てふためき、そこで元老たちが調整役として介入したのです。後に海外メディアで流れた「北戴河合意」の主な内容は間違っていませんでした。

(その北戴河合意の内容の)第一は、習近平は第21回党大会で再選しないことに同意した。第二に、党と国家の安全・安定のために、適切な権限の分散が必要であり、蔡奇(政治局常務委員・中央書記処書記)が党務を担当し、李強(政治局常務委員・首相)が国務院を担当し、私が中央軍事委員会を担当する。これがいわゆる「常務指導者体制」といわれるものです。その後、「中央意思決定・調整機関」が設立されたのも、中央の最高意思決定が重大な誤りを犯さないように牽制するためでした。これらは誰もが、ニュースを通じて理解できるはずです。三中全会後、元老たちがより活発に活動している背景には軍の力があり、軍部が上層部の権力バランスを維持しているからです。

では、その後問題はどこに生じたのか?

蔡奇と李強、そして政治局常務委員は全て習近平自身が選抜した人物であり、彼一人からの指令をただ聞くだけです。彼らは習近平に依存しなければ何の権威もないため、むしろ彼らの上部に独裁的な指導者がいることを好むのです。問題が起きればボスが責任を負い、国家と人民がどんな災難に見舞われようと彼らには関係ない。彼らはパンデミック期間中、まさにそのように振る舞ったのです。

しかし私も党中央の指示に従わざるを得ず、様々な活動については時にはやんわりと拒否することもあれば、時にはやむを得ず協力せざるを得ないこともありました。こうした構造を変える力など私にはなく、元老たちに至ってはなおさら無力でした。彼らが最終的に私を標的にするのは極めて可能性が高く、(逆に)元老たちが私を支持して習近平を逮捕しクーデターを起こすようなことはあり得ませんでした。

<意味のないウクライナ戦争 台湾でその悲劇を繰り返すのか>

もし私に過ちがあるとすれば、第一に習近平の憲法改正を支持したことです。軍部の後ろ盾がなく、蔡奇(栗戦書、丁薛祥)が党・政府のシステムを動員しただけでは実現不可能でした。そのため習近平は極端な手段に出て、第20回党大会の席上で、胡錦涛を直接連れ出しました。これには私も衝撃を受けました。第18回党大会では胡錦涛が気高く権力を全て習近平に譲ったのに、10年経って前総書記に対しこんな扱い方をするとは、人間として最低限の節度はあるべきだろう。(胡錦涛連れ出しの)理由は誰もが知っています。本当は胡錦涛と習近平が合意した通り、胡春華を政治局常務委員に入れ、政治協商会議主席に就かせるはずだったのです。結果はどうだったか?常務委員にもなれなかった。

第二の過ちは、習近平のロシアに対する無制限の支援を受動的に支持してしまったことです。これは実質的に(中国が)ロシアのウクライナ侵攻を支持したことに等しく、欧州全体とウクライナの対中敵意を招きました。当時、私はロシアの実力を過大評価し、電撃戦でウクライナを占領すれば、ロシアは我々の台湾解放を支持するだろうと考えていました。結果はどうだったか。ロシアもウクライナも中国を憎むようになっただけです。前年にロシアを訪問した際、特別待遇の接待を受けましたが、会談は極めて非友好的でした。(ウクライナ戦争は)全く意味のない戦争です。同じ民族同士が殺し合っています。もし我々が台湾を攻撃すれば、同じ悲劇が繰り返されるでしょう。

<台湾への戦争を始めれば日米を巻き込み壊滅的な被害を受ける>

ついでに言うと、台湾解放については、私も当初は祖国の統一という大業を成し遂げたいと思っていた。しかし劉亜洲(元空軍上将)の分析を聞いて冷や汗をかいた。数十万の軍人を海に投入しても台湾島に近づけず、戦争が始まれば日本が巻き込まれ、続いてアメリカが参戦する。そうなれば中国南部の沿岸軍事施設や橋梁、油槽所は数時間で破壊されるだろう。我々も台湾のいくつかの建造物を破壊できるが、結局は戦争賠償を求められ、国家の海外資産は凍結され、国は国でなくなり、党も国も滅びるだろう。

習近平の問題は、周囲にいるおべっか使い(馬屁精)にある。彼らは彼を「比類なき偉人」と持ち上げ、台湾解放こそが「中国の夢」を実現し、毛沢東よりも偉大で栄光あることだと吹き込んでいる。習近平に真実を語る者は、面と向かって平手打ちに遭うかもしれない。劉亜洲がいうには、このように真実を語る知恵ある者は、獄中に留まるしかなく、私も例外ではないということだった。

私を逮捕した後、さらに多くの罪状をでっち上げるに違いない。反逆罪、汚職罪などの可能性が高いが、全世界に私が売国奴であり汚職分子であることを知らしめるためには何らかの罪状を見つけなければならないのだ。

私は中央軍事委員会副主席であり、安全な退職すれば国家レベル(正国級)の待遇が保証されている。それなのになぜ、祖国を裏切る必要があるのか?私がロシアやアメリカと接触したのは全て国家利益を守るためであり、双方の情報交換も権限の範囲内のものだ。

<米国は私に中国の機密情報を見せつけ 戦争するなと脅してきた>

実際、私がアメリカ人と交流する際、米軍は意図的に高レベルの機密情報を漏らしている。例えば、我々の軍事基地の写真や核施設の配置図、さらには党と国家指導者の私邸に至るまで、極めて詳細な情報を我々に見せつけてくる。彼らの目的は極めて明白で、ハイテクを駆使し毎日空から監視し、あらゆる情報を掌握していることを示し、我々に戦争を始めるな、勝つ見込みなどない、と知らしめるためだ。

汚職があったとして、家からドルや人民元をトラック一杯に運び出すなんて、ありえるでしょうか?彼らはこうした動画を流したり、アメリカの主要メディアを利用して私の様々な罪状を非難したりするかもしれないが、これらは全てでたらめであり、真に受ける必要はありません。私と習近平の対立はとっくに公然の事実です。もし本当に巨額の財産があったとしても、とっくに処分しています。こうした物質的なものは、私のような年齢と地位の人間にとっては、すべては煙のようにはかないものです。もし秦城刑務所(共産党幹部専用の刑務所)で余生を送ることになったり、習近平に銃殺されたりすれば、なおさらこうしたものは必要ないでしょう。

<人民に銃を向けなかった第38軍司令官の裁判映像に涙する>

そういえば、昨年習近平が第38軍司令官・徐勤先の裁判の映像を見たいと言ったので、我々もそれを取り寄せて視聴しました。その内容は衝撃的でした。5時間以上に及ぶ映像を見た後、私はこの忠義の将軍に涙を流し、一晩中眠れなかった。この映像は軍の高級将校たちも視聴したが、後に誰かが海外に流出させたようです。

習近平がこの徐勤先の映像を見てどう思ったかは分かりません。これほど国家と人民に忠実な将軍こそ真の軍人であり、自ら屈辱を受けることを選んでも人民に銃口を向けることはなかった。このことから我々は中央軍事委員会主席責任制がもたらした過ちと悪しき結果を反省すべきです。もし誰もが原則も人道も無視して軍事委員会主席の命令に従い、最高権力が制約を受けなければ、我が国は再び大惨事を招くでしょう。

我が党、最高指導者、そして中央軍事委員会主席でさえも重大な過ちを犯す可能性がある。もし軍人に永遠に党と指導者に忠誠を誓わせ、過ちを不問にして中央軍事委員会主席への忠誠だけを強要すれば、我々は許されざる罪と過ちを犯すことになるでしょう。

<次期党大会での引退など 習近平にもとめる4つの約束>

最後に、習近平同志に対していくつかの期待を述べたい:

第一に、(2027年秋の)第21回党大会が開催される時点で辞任すること。これは三中全会を経て決まった約束だ。

第二に、いかなる形の戦争も起こさないこと。軍隊は国を守る(保家衛国の)ために存在する。

三つ目、米国によって確立された国際秩序を尊重し、決して米国と敵対しないこと;

四つ目、誠実に改革開放を進めること。もし中国人民を愛するなら、権力を民に返還し、延安時代の民主主義と立憲政治の約束を果たすべきである;

習近平が本当に私を逮捕した場合、各メディアがこの手紙を公開することを望みます。

彼(習)にこの手紙が届くことを願っています

(上記の内容は私(張)が口述し、友人が整理、私が確認した。それを(友人?が)授権公開することにした。その過程に秘書は関与していない。張又侠 2025-12)