変化は脳にとって脅威である。だから、人間は進化できる。
たまたま目に入った一節。
「変化は脳にとって脅威である。」
その瞬間、静かに腑に落ちた。
ああ、そうか。
だから震えるのか。
人間は“合理的”ではなく、“生存優先”でできている
私たちは、自分を理性的な存在だと思っている。
論理的に考え、
未来を設計し、
より良い選択をしている、と。
でも実際には、脳の最優先事項はただ一つ。
生き延びること。
進化することではない。
挑戦することでもない。
理想を叶えることでもない。
「死なないこと」。
だから脳は、未知を拒絶する。
なぜ“良い変化”ですら怖いのか
面白いのはここだ。
転職も、起業も、
価格を上げることも、
設定を変えることも。
理屈では「前進」なのに、
身体は震える。
なぜか。
脳にとっては、
- 収入が変わる可能性
- 人間関係が変わる可能性
- 立ち位置が変わる可能性
これらすべてが「危険」だからだ。
つまり、
良い変化かどうかは関係ない。
「未知」=「脅威」。
これが人間のOS。
だから震える日は、壊れているのではない
昨日の朝、私は震えていた。
売上のことでもなく、
評価のことでもなく、
もっと根源的なもの。
アイデンティティの揺れ。
今までの自分の設定が、
静かに崩れていく感覚。
でもそれは失敗ではなかった。
それは脳が、
「本当に変わるのか?」
「本当にその世界に行くのか?」
と最終確認していただけだった。
人間は、変化を恐れる構造を持ちながら、変化できる
ここが面白い。
脳は変化を嫌う。
でも人間は進化する。
矛盾しているようで、実は違う。
人間は
変化を“観察”できる
恐怖を“言語化”できる
反応を“再設計”できる
この能力を持っている。
つまり、
脅威を、実験に変換できる唯一の生き物。
古い設定で動くと、世界は止まる理由
脳は過去の成功体験を安全と認識する。
だから同じやり方を続けさせようとする。
でも時代も、自分も、環境も変わっている。
すると何が起きるか。
古い設定で動こうとすると、エネルギーが重くなる。
反応が減る。
流れが止まる。
これは呪いではない。
進化のタイミングのサイン。
神経系が整うと、変化は軽くなる
脅威を脅威のまま扱うと、戦うしかない。
でも神経系が落ち着いていると、
「あ、脳が騒いでるな」
と観察できる。
すると、恐怖はただの“信号”になる。
ここから先が、人間の再設計。
私がやっていること
私は今、
「変化をどうやって安全に起こせるか」
という実験をしている。
努力で突破するのではなく、
無理に勇気を出すのでもなく、
神経系を整え、
思考を外に出し、
構造を見える化する。
変化を「脅威」から「選択」に変える。
One Day One Unit Landも、その実験の一つ。
頑張る場所ではない。
正解を教える場所でもない。
自分の脳の動きを観察する場所。
変化は脅威。でも、それを超えた先は軽い。
震えは、故障ではない。
脱皮の前兆。
脳は怖がる。
でも人間は、その怖さを扱える。
だから私は今、設定を変えた。
怖さはゼロではない。
でも、重さは消えた。
変化は脅威である。
だからこそ、
それを超えた人間は軽い。
追伸。
今回、リピーターの方からこんな言葉をいただきました。
「前回の体感をもう一度味わいたいと思います。」
正直に言うと、
少し驚きました。
「勉強になりました」でもなく、
「気づきがありました」でもなく、
“体感をもう一度”という言葉だったからです。
もしかすると私は、
何かを教えているのではなく、
ただ、
軽い状態を一緒に思い出しているだけなのかもしれません。
One Day One Unit Landは、
理解の場ではなく、
体感の場です。