【環 境】住友電工 含油廃水・廃液の産業廃棄物を削減する小型膜処理装置の販売開始
2026.02.19 00:55
住友電気工業は2026年1月、ウォータージェット切断廃水やクーラント廃液など、油分を含む廃水・廃液の再利用と産業廃棄物の処分量を最大90%削減する小型膜処理装置の販売を開始した。
この装置には、同社独自のPTFE製ポアフロン膜を搭載し、精密ろ過により油分を含む廃水・廃液にも対応、高い濃縮と水・液の再利用を両立する。コンパクトな設計により、導入費・動力費の低減や、複数の現場での運用のしやすさを実現した。住友電気工業はウォータージェット切断廃水、切削・研削用クーラント廃液などを対象に実証試験を継続しており、切断廃水で90%削減、クーラント廃液で86%削減と、良好な処理性能を確認している。
厚肉複合材のウォータージェット切断に伴う廃水処理用途として、SHINTORAホールディングスに採用された。特殊機器の撤去工事における引火リスク低減による安全性の向上や、水使用による環境負荷の低減を重視されており、同装置が油分を含む廃水の処理が可能であること、また節水と産業廃棄物の削減が両立できること、さらに現場で使いやすい小型・可搬式であることが評価され、採用に至った。今後も廃水・廃液量の削減に貢献し、循環型社会の実現に取り組む。
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