Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

アリサ・リウがミラノ五輪で逆転金メダル

2026.02.19 23:07

2026年2月19日の夜、ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子フリーが行われ、アメリカのアリサ・リウが金メダルを獲得した。アメリカの女子シングル選手がオリンピックの頂点に立つのは、2002年ソルトレイクシティ大会のサラ・ヒューズ以来、実に24年ぶりの快挙である。


圧巻のフリー演技とライバルたちとの激闘

きらびやかな金色のドレスを身にまとってリンクに登場したリウは、ほぼ完璧なフリースケートを披露した。アメリカのアンバー・グレン、そして日本の千葉百音へと暫定首位が入れ替わる息詰まる展開の中、氷上に立ったリウは圧巻のパフォーマンスでトップの座を奪い取った。

彼女が叩き出したスコアは、自己ベストとなる226.79点。その後、日本のライバルである坂本花織と中井亜美が滑ったが、両者ともにコンビネーションジャンプでミスが出たことがメダルの色を分ける結果となった。最終的に坂本が224.90点で銀メダル、中井が219.16点で銅メダルを獲得している。


最終滑走である中井の得点が読み上げられた瞬間、キス・アンド・クライではチームメイトのグレンがリウの手を高く掲げて勝利を祝福した。リウが照れくさそうに振り返り、17歳の中井に拍手を送ると、中井が駆け寄ってリウをハグするという感動的なシーンも生まれた。


16歳での引退から、驚異的なカムバック

サンフランシスコ・ベイエリア出身で現在20歳のリウは、4年前の北京五輪後に一度スポーツ界から完全に身を引いていた。13歳で全米女王に輝くなど「天才少女」として脚光を浴びた彼女だったが、16歳の時に突如引退を発表していたのだ。そこから競技への復帰を果たし、五輪の舞台で金メダルをつかみ取るという道のりは、まさに驚異的なカムバック劇と言える。

今大会を迎えるにあたり、彼女は「私の目標は人々を盛り上げること。強い感情と期待を抱かせることができればそれでいい」と語っていた。ミラノの氷上で見せた黄金の舞は、まさにその言葉通り、世界中の観客の心を激しく揺さぶるものだった。

Courtesy of ISU 2026 © All rights reserved.