発音につまずきのある子の対応・概論③
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こんにちは(^^)
前回の投稿では
発達的な問題はないかな?
という視点で
現在の発達を知ることも大切だけれど
過去の発達をどう遂げてきたか確認することも大切と
お話をしました。
では、過去の発達はどのようなことを見たら良いのでしょうか?
一つは
歩くまでの発達をどう遂げてきたか
というところに着目してみてください(^^)
歩くまでの発達を把握すると言っても
全てを聞くことは難しいので
・うつ伏せ遊び
・寝返り
・ずりばい〜はいはい
・おすわり
・歩き始め
これに的を絞ってお話を聞いていきます。
お話をしていると、よく覚えていない。というママもいます。
そういう時に、根掘り葉掘りしつこく聞いても
覚えていないものは覚えていないので
特別気になったことや、何かわまりに言われたりすることもなく成長してきたんですねー!と
気になったことがなかった
周りに言われたことがなかったかを
さり気なく聞きだしてみるといいと思います(^^)
では、
なぜ、歩くまでの発達を把握するのか。
言葉とあまり関係ない、
それに発音は口だけでするもの
と思われがちですが
歩くまでの発達をしっかり段階を追って成長を遂げてきた子は
体がしっかりしています。
体がしっかりしていることで
お口をしっかり動かせたり
息をコントロールして出せたり
発音に必要なことを
さらっと上手にできています。
逆に発音につまずきのある子は
お口を動かすことや
息をコントロールすることが
難しかったりするので
ぎこちなさや誤りが見られることが多いです。
他に
発音する言葉を話すことは
知的な発達的とも密接に関わっていますが
赤ちゃんは歩くまでの発達の中で知的な発達も育てているので
(それが全てではありませんが。)
知的な発達の土台がどうだったのかな?と知ることができます。
体と知的な発達がしっかりして
その上で言葉(発音)が成り立つので
とっても大切なのですね。
また、歩くまでの発達を把握することが
発音につまずきのある子してあげられることを考える上で
大きなヒントになります。
(これはまた後ほどかけたら書きます♪)
ぜひ、過去の発達をどう遂げてきたのかな?
という視点を持ってみてくださいね(^^)
次回は、ことばの発達をどう遂げてきたかな?と言う視点で
書いてみようと思います!