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鈴木かずひろ Official Website

県産木材の利用促進について(一般質問より)

2026.03.02 05:30

本県の森林面積は14万5千haで、県土面積の約3割を占めています。また、森林の約3割はスギやヒノキなどの人工林で、その多くが利用期を迎えています。

森林資源は貴重な財産ですが、安価な外国産材の流入や担い手不足により、管理が行き届かない森林が増加しています。

適切な手入れをしなければ、森林は荒廃し、災害リスクや生物多様性の低下を招くため、木を「伐って使う」そして「植えて育てる」といった循環利用が必要です。

県産木材の利用を拡大することで森林整備が進み、CO2の吸収による地球温暖化防止や土砂災害の防止、水源の涵養、生態系の保全といった多面的な機能の発揮が期待されることから、本県の取り組み状況を質問しました。

県産木材の利用促進について、今年度どのように取り組んだのか?

県では、県内のスギやヒノキ等の利用を促進するため、県民の目に触れる機会が多い商業施設や駅などの内装やテーブルに県産木材を使用する場合に助成を行っているほか、木材利用促進に関するシンポジウムの開催等を 行っています。

また、県産木材の取扱い業者などに関し、多くの問合せがあることから、令和7年12月に県産木材を使った玩具や本棚などを紹介するカタログを新たに作成し、県のホームページに掲載するとともに、工務店などの建築関係者や市町村等へ配布したところです。

作成したカタログを活用し、建築物での内装等への利用や、公共施設での木製品への活用、県産木材の玩具を使用した木育活動等を進め、県産木材の利用を促進してまいります。(農林水産部長)

県産木材のさらなる利用促進について、今後どのように取り組んでいくのか? 

県産木材については、林業事業者から木材市場、製材工場など多くの関係者が介在し、更に近年は、木材市場を経由しない流通もみられるなど、流通経路が複雑・多様化しており、利用拡大を図るためには県として全体像を把握する必要があります。

そこで、県では来年度、県産木材の流通等の現状を把握するため、県内の林業・木材関係者等に対して、木材の取扱量や流通経路等に関する実態調査を実施することとしています。

この調査を通じて得られた県産木材の流通や加工における課題を踏まえ、更なる活用が進むよう、より効果的な施策を検討してまいります。(農林水産部長)



来年度の取り組みとして、木材の取扱量や流通経路に関する実態調査を行うとのことでした。改正された「千葉県内の建築物等における木材利用促進方針」にあるように、民間建築物においても木材の利用が促進されるよう、県産木材の流通情報の共有やサプライチェーンの構築にも取り組んでいただくよう要望しました。


【参考資料】

ちばの森うまれ木製品カタログ 

千葉県内の建築物等における木材利用促進方針