第2話 音楽教室は素敵なところ|わたしの音楽ヒストリー
4歳の春、大手の音楽教室に通うことになりました。
音楽教室ってすご~くワクワクする場所でした。エレクトーンがずらりと並んでいて、先生が特別なときにだけ弾いてくれるアップライトピアノが1台黒く光っている。それだけで心が躍りました。
レッスンの日まで、ひとりで練習していた曲も、先生の伴奏と合わせるとすごくかっこよくなるし、鍵盤以外の楽器を使ってお友だちとアンサンブルするのだっておもしろい。エレクトーンに慣れたあとは、タンバリンや鈴、トライアングルや木琴のほうが魅惑の楽器だったなぁ。
どんどん音楽が好きになっていくわたしに、両親は事あるごとに小さな打楽器をプレゼントしてくれました。 (今、教室で使っている打楽器の中には、実はわたしが子ども時代から使っているものもあるんですよ〜! )
そんなわけで、音楽教室が大好きな場所になるのに時間はかかりませんでした。
思い出深い1曲
ある日のレッスン、クラスのみんなで茶色のこびんを弾いていたときのこと。
先生が弾くメロディーがおしゃれに変わったのを聞いて、私もあんなふうに弾いてみたい!と聞こえてくるそのままを真似して弾いてみたんです。
なんかできそう!って思ったら、ほんとにできちゃった。
自分でもびっくりしたし、先生も驚いたようにこちらを見て、でも音楽は止まらず流れていく。 先生とアイコンタクトしながら、音を紡いでいくのが楽しかったなぁ。
あの時の光景をスローモーションみたいに覚えています。即興で表現すること、誰かと一緒に音楽を作ることの楽しさに気づいた瞬間でした。
あの時以来、将来の夢は 「音楽教室のイワサキ先生みたいになること」 になりました。
この気持ちは色褪せることのない原動力になって、今も胸のうちにあります。 わたしにとって、とても大事な記憶のひとつ。
皆さんにもそういう思い出ありますか?
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