山門のメンテナンス
お寺の建築には車検と同じように、定期的な手入れが欠かせません。
2月23日〜24日の二日間、山門のメンテナンス作業が入ります。2月20日には作業の下準備として表面の汚れの除去とカビ抜きの作業が入りました。しっかりと表面の汚れやゴミ、鳥の糞などを除去し、次の行程に入ります。汚れが取れた木材は白木本来の美しい木目が戻りました。
次の行程では、木材の保護と撥水の加工をしていきます。長年の風雨に耐えうるよう、少しでも長持ちさせるためのメンテナンスです。人の手が入ることで寺社仏閣は何百年という年月、生き続けていくのです。
大手ではダスキンなどで「白木クリーニング」という名称のサービスがありますが、ここ福島でも地元の業者であるリベラルさんが同様の行程で丁寧な作業をしてくださいます。本当にありがたいです。
https://www.duskin.jp/servicemaster/spot/sm000160/
(参考)白木クリーニング
ちなみに、安洞院の石畳の洗浄や本堂位牌堂のクリーニング、床のワックスなどは全てリベラルさんのプロの技でメンテナンスをしていただいています。
下準備を前に、山門の柱部分が美しく白木の色に戻りました。寺社仏閣は経年の色の深みが美しく見せる場所と、白木本来の透き通るような美しさを見せる場所と、その両方のバランスが大切になると感じています。
多くの人々をお迎えする山門は、美しく清められた白木の輝きを保ちたいものです。安洞院が400周年の記念の際に記念事業として建立された山門は、今日も開かれています。
この山門はよく見ると吾妻山や信夫山が門に収まる額縁門のようにも見えます。車の往来に注意しながら、西の方を覗いてみてください。おすすめです。
工事期間はこのような形で通行ができませんので、ご協力をお願い申し上げます。
住職