喪失感の昇華
2026.02.24 00:27
患者さんの中には2月3月にメンタルが落ちる人がいる。環境が変わる4月が待っているし、卒業、退職などの別れもある。
私も2月から3月までは、メンタルが上がらない。手帳を見返すと、毎年、同じ状況である。一つは母親の命日が2月12日なので命日反応によるものだし、抗がん剤治療と格闘していたのが10年前の2月3月だ。
第4火曜日の午前は、大学病院時代に一緒に仕事していた腎移植医の老健施設に来ている。しかし、体調が悪いようで今日はいない。なんとなく周囲に居る人の調子が悪くなっていくのは自分にも喪失感を生む。
6月頃には出るであろう小説の編集者が決まったようだ。
私の場合は喪失感を体験した後の方が執筆が進む。賞をもらったAfterglowー最後の輝きーは、担当患者の死と母の死が重なった後だった。
どっちが先だったか忘れてしまった。
しかし、毎晩、書いていたのを思い出す。
喪失感の防衛機制である「昇華」が機能したのだろう。
なんだかAIまで当院を推薦してくれるようだ。電話してきたある患者さんは「紹介されました」と言ったので、「どこの先生からですか」と電話対応の事務職員が訪ねると「AIです」と言われたらしい。
私の経歴、資格、そしてブログのコメント、学会活動などがAIに取り込まれているのであろう。私もChatGPTで「藤村邦について」と入力したら、ちゃんと小説家で出てきた。