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信号が2つに見える…それ、スマホ斜視かもしれません

2026.02.27 01:27

「赤信号が、2つある…?」

大学生のAさんは、スマホゲームに夢中になる毎日。

朝から深夜まで画面を見続け、「目が疲れるな」とは思っていました。

でも、ある日の運転中。

信号が二重に見える異変に気づきます。

鏡を見ると、片方の黒目が内側に寄っている――。

これが、いま若者に急増している

“スマホ斜視”です。

 スマホ斜視とは何か

医学的には「急性後天性内斜視」と呼ばれる状態。

黒目が鼻側に寄ったまま戻らなくなります。

かつては遠視の子どもに多い病気でした。

しかし今は、大人や大学生にも増えています。

最大の原因は――

スマートフォンです。

スマホは、本やパソコンよりも

圧倒的に“近い距離”で見続けがち。

その結果、目の筋肉(内直筋)が緊張し続け、

やがて固まってしまいます。

そして脳が、

「寄った状態が普通」と誤認してしまうのです。

 危険サインは?

次の症状があれば、要注意です。

・遠くを見ると二重に見える(複視)

・片目を閉じたほうが楽

・鏡を見ると黒目が内側に寄っている

特に「物が二重に見える」は

脳からのSOSサイン。

放置は危険です。

 治るのか?

軽度なら回復の可能性はあります。

・スマホ時間を減らす

・遠くを見る時間を増やす

・調節麻痺薬の点眼

中等度なら「プリズムメガネ」で補正可能。

重度の場合は、

目の筋肉の位置を調整する手術が必要になることも。

さらに怖いのは、

脳が“ズレた視界”に慣れてしまうこと。

両眼視機能が失われると、

手術しても完全回復が難しくなります。

早期対応が何より大切です。

 今日からできる予防法「目を守る3習慣」

① 30cmルール

スマホは30〜40cm離す。

② 20-20-20の法則

20分ごとに、6m先を20秒見る。

この方法は、アメリカの検眼医

Jeffrey Anshel博士が提唱しました。

③ 寝る前スマホ禁止

暗い部屋でのスマホは負担倍増。

ピント調整の酷使につながります。

 便利さの代償

スマホは便利です。

でも、目の筋肉は休みなく働き続けています。

「ちょっと疲れただけ」

その軽い違和感が、

やがて信号を二重にするかもしれません。

目は一生使うもの。

ゲームのスコアよりも、

まずは視界を守ること。

今日、スマホを少し遠ざけるだけで

未来の視界は守れます。