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心のトゲを抜き去り、光の指す未来へ導く

第3回【完結偏】「私は必要な存在」と気づいた瞬間、人生のすべてのピースが噛み合った

2026.02.24 13:59

第1回では「私は何も持っていない」というMさんの深い悲しみと苦悩を、第2回では、母親の本心に気づき思い込みを書き換える過程を綴りました。

第1回【過去偏】はこちら

第2回【書換偏】はこちら

最終回の今回は、セッション後にMさんに訪れた「劇的な変化」についてお話しします。



「私はここにいたんだ」・・・静かな目覚め

セッションの直後、Mさんは目を開けてしばらく呆然としていました。

「そういえば私、この部屋にいたんだった」

心はとても穏やかで平坦な凪のような状態。


あれほど自分の心を突き刺していた「私は何も持っていない」という刃は、ただの言葉に変わっていました。



180度すべてが変わった「驚きの変化」

セッションから数日後にお会いしたMさんは、別人のように表情が明るくなっていました。



コアビリーフセラピーは心の深いところから変わるので、以前から自分がそうであったような錯覚を覚えます。

クライアント様はセッション前後の変化に意識を向けることで、

自分の感じ方が今までと変わったということに気付くことが出来ます。



Mさんは、周囲の方から表情が変わったと言われるようになり、

ご自身の中でも変化を感じていらっしゃいました。


●ご自身の変化

「完璧にこなさなければいけない」という思い込みが外れ、スモールステップで、自分のペースで出来ればいい、そのままの自分で良いと思えて心が楽になったそうです。


●家族への変化

・母親に対して:愛情の気持ちが改めて湧いてきました。

・弟に対して:「私の代わりに親からのプレッシャーがあっただろうな」と、優しい気持ちになれたそうです。憎たらしく思っていたことが申し訳なく、今は離れて暮らしている弟さんと、会いたいという感情も芽生えました。

・子どもに対して:「何もない子になって欲しくない」という思いから、悪いところにばかり目が行っていましたが、今では失敗を「これから成長するチャンス」とポジティブに捉えられるようになり、子育てに関しても、「やっとスタート地点に立てたような感覚」とおっしゃっています。


●社会との変化

以前は自信のなさから避けていた人付き合いも、今では周りにはこんなにも自分を心配してくれる人がいることに気づけたと言います。職場でも、「要らない」と言われる前に辞めようと思っていたそうですが、今ではやる気に満ち溢れていらっしゃいます。


●私生活での変化

肩の力が抜けてリラックスできているそうです。



様々な事が自分の中で腑に落ちたことで、こんなに感覚が変わるんだと驚かれていました。




セラピストとしての感想

Mさんのコアビリーフが外れたことで、人生を形作っているすべてのピースが組み合わさっていくのを感じました。

お話しいただく言葉が、以前のネガティブなものから、感謝に溢れた前向きな言葉へと180度入れ替わっていたのです。

ご家族・お子様・職場・周りの方々・全てに対して前向きに捉えられるようになり、セッションは大成功のようです。

Mさんのコアビリーフは、かなり多方面に影響を与えていました。

コアビリーフを外した今、全てが良い方向に回っていると、ご報告を受けてひしひしと感じました。


Mさんの忍耐強さや人の気持ちを繊細に汲み取る力は、幼少期の辛かった経験があったからこそ育まれたものです。

ビリーフが書き換わった今、それらは彼女を支える「神様からのプレゼント」とすら思えるのではないでしょうか。

戦友であり伴走者、セラピストはかけがえのない存在

最後に、Mさんが私に伝えてくださった言葉を共有させてください。


”医師と患者の様な上下関係という単純なものではない。

「手術してくれてありがとう」というだけではない。

「感謝」はもちろんあるけれど、その言葉だけでは足りない。

私がセッションを申し込んだ時から、ずっと一緒に歩いて伴走してもらった感覚。

戦友というか、一緒に戦いの中に居ていただいた。

一緒に手を引いて歩いていただいた。

一緒に居てもらって本当によかった。”


言葉を噛みしめながら一生懸命伝えて下さるMさんの姿に、いつまでも私の心は暖かさで満たされました。




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