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岡山大学 清田哲男研究室

PBL CROSS×PLIJ 動画コンテンツで広がる探究の学び

2026.02.26 03:00

2026年2月22日、岡山大学教育学部講義棟にて、PBL CROSS×PLIJのイベント「PBL CROSS 動画コンテンツで広がる学び」が開催されました。

高校生、高校教員、大学生、企業の方など多くの方が一緒にSTEAM教育や探求型の学びに役立つウェブコンテンツ「PLIJ STEAM Learning Community」の豊富な学びの動画コンテンツを体験し、それぞれの立場でモノの見方を広げる面白さを楽しみます。


東京大学でのPBLの取り組み紹介や、岡山の高校の先生方による発表もありました。

東京大学でのPBLの取り組み


高校での探究実践発表

江原先生


小林先生


畝岡先生




ワークショップ

ワークショップでは、「PLIJ STEAM Learning Community」内の動画をつかって、チームで学びを広げていくワークショップを体験しました。

①「ひなまつり」と近い動画を探して、その理由を説明しよう

はじめは個人でサイトの中を検索して、「近い」を探します。

「ひなまつり」と直接検索しても動画はヒットしません。

「女の子」「祝い」など、連想されることを調べる過程で、ひなまつりの要素が抽象化されていくような感覚がありました。


②「ひなまつり」と遠い動画を探して、その理由を説明しよう

「遠い」ってどういうことだろう?

私の参加したチームは、「遠い」を探すワークからはチームで取り組むことになりました。

私たちはまず、個人で考えた「近い」のときに、どういう理由で動画を選んだのか、理由と合わせて語り合いました。すると、ひなまつりに持っているイメージや、興味を持っているポイントなど、人それぞれの価値観や経験が浮かび上がってきました。

「近い」の反対が、最も「遠い」ものになる?

議論の中で、近いのときに意識した要素と反対のものを選べば、最も遠い動画ということになるのではないかという話になりました。

しかし、「大人」-「子ども」というような反対の概念は、同じ判断基準上にあるため、それは遠いとはまたちょっと違うのではないかという意見が出ました。逆という関係性があるということです。

そして、私たちのチームは、「遠い」は、ひな祭りとの共通点からその反対にあるというよりも、そういう関わりさえ思いつかないもの、わからないもの ではないかと考えました。

その結果選んだ動画が「シュレディンガー方程式」の動画です。



選んだ動画とその理由をポスターにまとめて、相互鑑賞する


遠いを考えるということは、近いを考えることでもある

他のチームが選んだ動画と、それを説明するポスターを鑑賞しました。

近いときの基準と一番反対にありそうなものを選んでいるチームが多かったですが、それでも出てきた理由や選んだ動画は全然違うものばかりで、チームで活動することの面白さが現れているように感じました。

特に気になったのは「近いようで遠いようで」という言葉です。

このチームの方の説明では、「遠いものを考える時に、どうしても近いを考えないといけなくなって、すると、遠いものにも近い意味…共通点や関連が浮かんできてしまうので考えるのが難しかった」とのことでした。

このお話にはとても共感でき、遠いを考えるということは、近いを考えるということでもあり、すべてのものに関連があると考えてみることや、意外なもの同士をつなげるストーリーを考える過程で学びが広がったり新しいアイデアができたりするのかもしれないと学びました。