虚
2026.02.26 01:21
喝采はどこか遥か遠く
殺意は壁に反射して
下らない僕らの賛歌
線路の上の天使
空っぽな僕らは渇いている
その痛みにさえ溺れている
この意識の不確か
喰い込んだ爪 満たされない“虚”
喝采はどこか遥か遠く
殺意は誰に反射して
下らない僕らの挽歌
悪魔が笑う
怒りだけ溢れた 気付いている
その痛みにまで 微睡んでいく
この生命の不確か
切り裂いた腕 擡げている“虚”
空っぽな僕らの 祈りの唄
躓いたキミの 手をとって
見つめ合った束の間
虚の狭間で
踠いて