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アンティーク フェルメール

シルバーマッチケース、1917年。

2026.02.27 15:28

イギリス、チェスター製のシルバーマッチケース(6,0 x 4,3 x 0,8 cm)、1917年製。内側は金メッキがしてある。1900年頃からシガレットが出て来る、当時は高級だったと思う、同じ頃本型の薄いマッチも作られるようになる、これはその本型のマッチを入れる為の高級マッチケース。裕福で新しもの好きの女性が使ったのかもしれない。デザインもシンプルで綺麗だ、表のトランプのダイヤみたいなデザインも素敵だ。

先日骨董屋で萩焼を買った、大和保男という作家のぐい呑み、中々良い、だが漏れてくる。箱に入っていた説明書きにも、最初は漏れますよ萩焼はそういうものです、と書いてあった。僕はいい加減なので、この大きめのぐい呑みで黒糖酒も飲めば棒茶、コーヒー、緑茶と色々飲んでいる。こういう焼きの甘い陶器は直ぐに景色が変化してくるし、それが面白味でもある。磁器と違って陶器は使い込むと変化していく、その点では陶器のほうが人間に似ている、僕らは歳と共に傷付きもすれば必ず変化していく、変わらないということは無い、上手くいけば味が出てくるし、下手すると唯単に汚れてくる、それは自分の生き方にも寄るのだが。人の顔はその人の生き様そのものだ、四十を越えるあたりから自分の生き方が顔に現れてくる、決して嘘はつけない、特に眼にはその人の精神が透けて観える。彫刻家の篠田守男さんがよく挨拶のときに人前で「僕は作品です」と言っていたが、ちょっと意味は違うかもしれないが、自分の顔は「作品」と言えなくもない、自分の過去の集積が形となって造られたもの。昔僕が日経新聞を止めた理由が、新聞に載ってる政治家、財界人の顔に品が無く美しくないので、それを見るのが嫌で止めた。

事業や商売で成功したければ嫌な顔の奴とも笑顔で付き合わないといけない、そのうち自分の顔も薄汚れ歪んでいく。そこまでして世俗的成功をしなくてもいいかな、と思う。自分の顔をキレイに保っているほうがよい、セイコウという言葉も不思議な言葉で、今以て意味の良く分からない言葉だ。そういえばIT関連巨大企業の経営者達の顔はどれも悲惨だ、あんな顔になるくらいならビンボーをオススメしますね、それに彼らはトランプに決して逆らわない、お金が欲しいから、その点に関してはミュージシャンや俳優のほうが潔いし、カッコいい。こういう差もきっと顔に出て来るんです。顔は大事です。