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癒奏術・響庵

華厳の道 第二章 『水月・以心伝心 第四義』

2026.02.28 15:15



水月・以心伝心 第四義 神の雫~時の波紋





水面に落つる 神の意の雫

静なる水面に 波紋を広げる


浮き上がる泡のような雫は

水面の奥の天高くから

綾の機織り 織りなすために

言霊の雫 心に落ちる


水面の波紋は 時の波

未来に示現する波模様

雫落ちたりて模様現る

過去と未来の機織り模様


雫受け取り波紋を広げる

言事結ぶ 人のはたらき

結びあるから模様が具現す

結び無ければ模様無し


神が一たび雫落とせば

未来を先取り模様は具現す

過去今未来を同時に映す

水面の波紋の綾模様


受想行識 作麼生(そもさん)切羽(せっぱ)

打てば鳴り響く鐘の如きに

神の雫が波紋へと響く

三密加持した真人(まことびと)


真(まこと)なければ鐘は響かぬ

波紋広がらず 模様は織れず

未来が決まることはなく

今を彷徨う右左(みぎひだり)


柏手曇り 鈴は錆び

鐘は割れたり 響かぬ心

曇り汚れて 映らぬ鏡

心曇りて 御魂も曇る


響かぬ鐘を 鳴らす神無し

映らぬ鏡に 神現れぬ

綾織り模様を描けぬ御魂に

神の雫は 落ちること無し


神の雫が落ちたりて 波紋を広げ機織る覚悟

白山道の肚括り 九十九十(言事)結ぶ九九理姫

九十九の神と成る覚悟 柏手響かす静心

未来に動ぜぬ不動心 静かに揺らぐ不動の水面


神の雫を響かせるもの 過去と未来を今今に現ず

雫が落ちたる瞬間に 綾なる模様の未来が決す

模様の始めと終わりの時は 過去と未来の一つの模様

波紋の雫は模様の雫 過去から未来へ渡る機織り


大き雫は長き時 小さき雫は短き時

大小織りなす雫の模様 艶やかなる絵を織りなす波紋

雫を一つ 落とすたび 神の微笑み いと嬉し

雫落とせど 波紋出来ねば 神の微笑み いと悲し


神の雫の波紋を打ち消す 我良し心の邪(よこしま)なる我

我が凝り凝りて雫は跳ねて 黄泉を彷徨う言の霊(たま)

真澄の心が受け取りて 波紋を返す 神心

幼き言葉に目覚める大人 されど心が揺らぐこと無し


神の雫の小さな連鎖 最初の一滴 肚括り

波紋を広げるために静める 不動の王を御魂に現ず

静かに揺らがせ雫を待ちて 波紋の連鎖を言事結ぶ

その連続が今今の この記を標す不動心


ぽたりぽたりと落ち来る雫

言事結びて具現する

言事結ぶ 最初の一滴

空なる心に言霊懸かり

我言霊と成り鳴りて

波紋の連鎖を言事結ぶ

一重 二重 十重 二十重

百重 千重と波紋を広げる