ムギュッの日
夕方のニュースで“ムギュッ!の日”を紹介していました。
宮崎県延岡市の北浦地区には、10年程前から続くユニークな宿題があるそうです。
満月の日、家族でハグに挑戦するというもの。
この地区は海の仕事をする親御さんが多く、数ヶ月家を留守にする方もおられるそう。
満月には漁が休みになるので、家族が揃う特別な日に絆を深める“ムギュッ!の日”の取り組みが始まったのだそうです。
ニュースでは、小学校の子どもたちに年6回(1学期に2回)の満月の日付が入ったかカードが配られていました。
それをご家族に見せて、ハグのきっかけにするのですね。
令和6年度には、優良PTA文部科学大臣表彰を受賞されたそうです。
取材を受けておられた漁業のお父さんは、家にいるのは1年のうち4ヶ月くらいだそうで、
「ハグすることでいろんなものを詰め込められる。
父親が絶対いるという安心感だけは持っていてほしい。」
と仰っていました。
娘さんは、
「なかなか家にいないから、ギュってできたときはすごくうれしい。
いつもあえてなかった寂しさを込めながらギュってしています。」
と。
ムギュッ!と抱き合う姿に、ジーンとしてしまいました。
大きくなってくると、恥ずかしくて言葉にできない思いも増えます。
言葉は便利だけれど、時にまやかしも混じるでしょう。
ハグで通い合う波動には嘘がつけません。
言葉にできない思いを込めて“ムギュッ!”。
触れ合うことで幸せホルモンは双方に分泌されますから、癒やされ元気になるのは子どもだけでなく、大人も救われているのだろうと思います。
家庭の環境も関係もいろいろで、もしかしたらデリケートなこともあるかもしれません。
でも、とても価値ある取り組みだと感じました。
参考過去記事 『幸せホルモンーオキシトシン』https://honwaka.theblog.me/posts/54607202