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【流 通】安川電機とJA全農 農業現場で「きゅうり収穫作業ロボット」の稼働開始

2026.03.04 00:40

安川電機はJA全農(全国農業協同組合連合会)と実証農場「ゆめファーム全農SAGA」(佐賀県)に導入していた「きゅうりの葉かき作業」を自動化するロボットが、「きゅうりの収穫作業」でも一定の成果が確認できたため、この機能を組み込んだきゅうり収穫ロボットの現地導入を実施した。近年、農業現場における労働力は減少傾向にあり、自動化の実現は欠かせない。安川電機がこれまで培ったロボットやモーション技術を応用することで、農業生産におけるきゅうりの葉かき作業と収穫作業の自動化を実現した。

両者は「日本の農業の発展と日本の食と農の国際競争力強化に貢献することを目的」として2018年より業務提携を開始し、畜産・農業生産・流通販売の3分野を中心に自動化技術の可能性を検討していた。

きゅうりの収穫は、出荷規格に適合した大きさに生育した果実を判別し、茎やつる、葉が複雑に入り組んだ栽培環境の中からきゅうりを傷つけることなく収穫し、コンテナへ収納する必要がある。きゅうりの栽培環境のような農業生産現場では、場所や時期によって環境条件が大きく変動するため、従来、ロボットによる安定した作業の実現はむつかしかった。

今回、人が行っている収穫作業における判断や動作の曖昧さをデータに置き換え、その時々の状態に応じてロボットが最適な動作を判断し、きゅうりを収穫する技術を開発し、ロボットによる収穫率を向上することで実用化の目途が立った。きゅうり葉かき作業に加えて収穫作業についても同一ロボットに機能を組み込んだきゅうり収穫ロボットとして、人手不足などによる現場の負担低減に貢献する。

今後は、新たな取組みとして、施設園芸農業に分類されるトマトやナスなどの他の作物へ水平展開を推進し、引き続きJA全農と協同で、日本農業の発展と食の安定供給の実現を通じた社会貢献を目指す。


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