お陰様で、販売開始9年目を迎えました。
22014年の3月から線径と再生周波数帯域の関係に気づき、3年かけてスピーカーケーブルが完成し、2017年の3月よりヤフオクでの販売を開始しました。
その後、全てのケーブルで音が変わることが解り、ほかのケーブルが太すぎるなどであればスピーカーケーブルだけを提供しても良い音にはならないと、他のケーブルでの線径と再生周波数帯域の関係を調べました。
1年をかけて、RCAケーブル・シェルリード線を完成し、2018年より販売を開始しました。
電源ケーブルは自分用には研究と制作はしていましたが、電気の資格などありませんので販売は躊躇していました。
2020年にお客様からご要望を頂き、電源ケーブルにおける線径と再生周波数帯域を確認し、電源ケーブルに最も適していると思われる「段階的線径構成と撚線のハイブリッド構成」で電源ケーブルを完成し、販売を開始いたしました。
ケーブル制作はノウハウの集合体
段階的線径構成では高音域に対応する細い導体と低音域に対応する太い導体の線径差が大きく、制作を始めたころは撚り合わせるときに細い導体を切らしてしまうことがよくありました。
どうしたら切らないで済むのか、線径の違う導体の配置や撚り合わせる方法を考えました。
綺麗により合わせるための治具を金型製作所に発注しました。
スピーカーケーブルにおいては、撚線機メーカーにサンプルを送ったところ「線径差が大きく機械では撚れない」と回答を頂きました。
太いケーブルも細いケーブルも、長くても短くても収縮チューブを簡単にかぶせられる方法を考えました。
厚い被服は音を悪くすると思いますので、安全でありながら少ない被服で制作する方法をとりました。
先端をきれいに撚る道具と方法、はんだ付けのあと先端をカットしヤスリがけで整え、先端全体を再びはんだでコーティングして仕上げています。
ラインケーブルでは導体が細く、例えば4.0mという長いものであってもシールド・編み組みチューブを掛けなければなりませんので、シールド・編み組みチューブ掛けのための道具もステンレス棒を加工して制作しました。
本業が手を使って物を作る眼鏡店ということもあり、各種やっとこ工具・手摺機・ルーター・ロウ付け用保持台・サーモヒーターなどが身近にあったことも良かったと思います。
今後もきれいな仕上がりを心がけてまいりますので、よろしくお願いいたします。