泉涌寺にて
2019.03.09 14:39
京都の名刹 「泉涌寺」(真言宗泉涌寺派の総本山)に行ってきました。
真の静けさを感じたひとときでした。
京都市バスを泉涌寺道で下車し、約800mの登り坂を歩んで行くと
そこに、「御寺 泉涌寺」の大門がありました。
大門を過ぎると、木々のざわめきだけが聞こえていました。
京都はシーズンオフとは言え、街には大勢の観光客が溢れています。
しかしながら、ここ泉涌寺には「真の静けさ」がありました。
まず、仏殿で三世仏(阿弥陀=現在、釈迦=過去、弥勒=未来)を参拝しました。
そして、話題の「韋駄天」の特別拝観が行われている舎利殿に向かいました。
舎利殿には私一人でしたので、丁寧に説明していただきました。
手を打つと天井と床が大きく共鳴する「泣き龍」を体験することができました。
次に、本坊に向かいました。
本坊にある御座所には、とても素敵で静かな庭園がありました。
縁側から庭園を拝観させていただきましたが、水琴窟の水音と風の音だけが聞こえるひと時でした。
泉涌寺の塔頭 「雲竜院」(真言宗泉涌寺派別格本山)は、泉涌寺のさらに奥にあります。