セクストーション被害にあったときの「証拠確保マニュアル」
セクストーション被害が起きたとき、いちばん重要なのは「証拠の確保」です。
スマホの初期化や、勢いでブロックしてしまう前に、会話履歴/不正アプリ(APK)/リンク(URL)/相手アカウント情報など、後から必ず必要になるデータを残してください。
今回は、セクストーション被害にあった際、落ち着いて解決へ進むための手順をまとめます。
「全部消してしまいたい」…その行動が危険な理由
セクストーション被害にあった今この瞬間、頭の中が「全部消したい」でいっぱいになるのは自然なことです。ですが、 スマホ初期化・会話削除・勢いでのブロック/削除は、状況を悪化させてしまう場合もあります。
セクストーションの加害者は、あなたが反応しなくなった瞬間に、報復として1次拡散を行い、再度被害者に接触してくる場合があります。
📌 大事なのは「残す」
怖さから行動を間違えないために、最低限やるべき“証拠確保の方法”を順番に説明します。
Step 1:不正アプリ(APK)とリンクを「絶対に残す」💾
セクストーションが「不正アプリ(APK)」や不審なリンクを伴う場合、被害が深刻化しやすいです。(いわゆるハッキング型のセクストーション)加害者が送ってきたファイルやURLは、被害状況の特定・通報・削除依頼の根拠になります。
➡️不正APK・ZIPなど“送られてきたファイル”は削除しない
・送られてきたファイルは削除しない
(例:movie.apk / gallary.zip などファイルやフォルダー)
・すでにインストールしてしまった場合も、むやみに触らず現状維持
(ログや痕跡が消えることがあります)
・ファイルが消えていても、ダウンロードURL(リンク)が残っているなら必ず控える
➡️初期化・大きな操作はしない
不安で初期化すると、証拠が一気に消えることがあります。状況の整理や、警察・関係機関への通報報告が終わるまで、できるだけ“そのまま”保管が安全です。
Step 2:拡散の脅しに関する証拠を「画面ごと保存」📸
➡️加害者アカウント情報を保存(LINE/Telegram/Instagram 等)
・プロフィール画面を全体をスクリーンショット
(加害者は高い確率でLINEのQRコードを更新します)
➡️脅迫メッセージと「拡散先リスト」を保存
・「フォロワーに送る」「家族・職場に送る」など、拡散を示す画面を可能な限り保存
・振込先口座・電子マネー・暗号資産のアドレスが出ている場合も必ず保存
Step 3:2次被害の防止
➡️ 二要素認証+全端末ログアウト
・LINE/Instagram/Google/Apple ID など、主要アカウントは二要素認証(2FA)をON
・「ログイン中の端末管理」で、自分以外を全てログアウト
➡️ 友だち管理・公開範囲の見直し
・メッセンジャーやSNSの「友だち自動追加」、「知り合いかも」系の設定を見直す
・SNSは退会または一時的に非公開に(状況が落ち着くまで)
よくある質問(FAQ)🔍
Q. 警察に相談すれば、加害者の手元のデータも消してもらえますか?
A. 警察で捜査などを行ってくれる可能性はあります。しかし加害者のデータ削除までは難しいのが現状です。(セクストーション加害者の多くは海外に拠点があります。)
Q. 「消した証拠」を見せられました。
A. 加害者のデータ削除画面は演出であることが多く、目的は金銭要求により金銭を得ることです。
Q. もう初期化してしまいました。
A. 会話がクラウドに残っていたり、URLが履歴に残っている場合があります。残っているものを集めるのが先です。
Q. iPhoneでも危険?(APKがない場合)
A. APKは不要でも、フィッシングでApple IDやクラウドを取られるケースがあります。加害者が送ってきたフィッシング用の不審なリンク(URL)は重要な証拠です。
まとめ:あなたを守るのは「証拠」
✅ まず残す(ファイル・URL・会話履歴・加害者の情報)
✅ 次に守る(二要素認証・端末ログアウト・アカウント公開範囲見直し)
✅ それから動く(警察への通報・必要なら専門家相談)
いま脅迫を受けているなら、ひとりで抱え込まず、まずは“残すべきもの”を確保してください。そこが解決のスタート地点です。不安を感じた場合は、一人で判断せず、専門機関への相談も検討してください。
公式サイト: https://www.protectors.co.jp/