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経典解題50

2026.03.06 06:19

【経典解題】50

佛説大乘方等要慧經

後漢の安世高の訳。一巻。釋迦が文殊の請いに応じて持戒によって得た智慧により煩悩に対して行くことを説く。

とても短いので翻刻と訳文は全文とする。


[全文の翻刻と訳文]

聞如是。

一時佛遊於舍衛國,爾時彌勒菩薩叉手白佛言「世尊!我欲小有所問,若世尊聽所問者乃敢陳之。」

佛言「若有所疑便問,吾當為汝解說,使意歡喜。」

彌勒問言「云何菩薩摩訶薩不退轉法,於大乘有進而不耗減,行菩薩道並降伏魔怨,如其狀貌,悉還教知諸法根之相,不厭於生死,自有正慧不從他受,疾成無上一切智地」

世尊讚曰「善哉、善哉、所問隨順,甚善大佳,吾當為汝解說菩薩所得之行,踰於所問。諦聽、善思念之」於是彌勒受教,一心靜聽。

佛告彌勒「菩薩有八法具足,疾逮得無上一切智地。何謂為八。一者、內性清淨。二者、所行成就。三者、所施成就。四者、所願成就。五者、慈成就。六者、悲成就。七者、善權成就。八者、智慧成就。是為八事。菩薩疾逮得無上一切智。」

彌勒菩薩及諸衆會皆歡喜。


我はこう聞いた。

かつて、仏陀は舎利殿を旅されていた。その時、弥勒菩薩は手を合わせ、仏陀にこう言った。「世尊よ、私は小さな質問をいたします。もし世尊があなたの質問をお聞きになるなら、私は敢えて答えましょう。」

仏陀は言った。「もし疑問があれば尋ねなさい。私が説明し、あなたを喜ばせましょう。」

弥勒は尋ねた。「不退の道を歩む菩薩摩訶薩は、どのようにして大乗において衰えることなく進歩し、菩薩道を修行して魔や敵を滅し、その姿に応じて、あらゆる法根の特質を説き、生死に煩悩することなく、自ら正しい智慧を持ち、他人から得ることなく、速やかに無智の無上智の境地に達することができるのでしょうか?」

世尊は「素晴らしい!素晴らしい!あなたの質問は素晴らしく、よく答えられています。実に素晴らしい!今こそ菩薩が修行によって得たことを説きましょう。それはあなたの尋ねたことを超えています。よく聞きなさい!よく考えなさい!」と讃美された。そこで弥勒は教えを受け、心を集中して注意深く聞いた。

仏陀は弥勒にこう教えられた。「菩薩は八つの徳を備えており、それによって速やかに無智の境地に達します。その八つとは何でしょうか?第一に清浄。第二に修行の完成。第三に布施の完成。第四に欲の完成。第五に慈悲の完成。第六に慈悲の完成。第七に方便の完成。第八に智慧の完成。これらが菩薩が速やかに無智の境地に達する八つの徳です。」

弥勒菩薩とすべての衆生は歓喜した。

※図はこちら→ https://note.com/11111hiromorinn/n/nbf2c0ed75e3f?app_launch=false