【終活コラム】vol.09:墓地に何を求めるか?
本日はお客様をご案内し、画像の場所がご契約となりました。ありがとうございます。樹木葬や永代供養の契約の割合が増えている昨今ですが、一般の墓地も多くの方にお申し込みいただいております。
今回のお客様は親戚の墓地があるので、できるだけ近い場所が良いというご依頼でした。
当院では現在、使用者がいない墓地には空き墓地の看板を設置しています。こちらは数年前に墓じまいをされた場所でした。
ここ最近は、やや過剰に墓じまいが進んでいるため、以前には申し込めなかったような墓地が更地に戻り、よい条件の空き墓地増えているという状況が散見されます。
当院にお墓を探しに来られる方の場合、主に以下のような条件でのご依頼が多い印象です。
①あまりお金がかからないコンパクトな墓地が良い
②バリアフリーに特化した墓地が良い
③眺めの良い場所が良い
④隣がいない角地や端が良い
⑤水場やゴミ捨て場に近い場所が良い
⑥石塔を二つ建てたいので、広い場所が良い
など、お好みの条件はさまざまです。それによって当院では条件の良い墓地をご案内しております。①〜③のご要望が突出して多いような印象です。
しかし、メリットや希望だけではなく、気をつけた方が良い点もあります。
①隣の墓地が無縁になっていないか?
②周辺の墓地に限って地震の影響が出ていないか?
③駐車場に隣接していて、よく車がこすったような跡はないか?
など、さまざまです。
①については、無縁墓が隣にあると、地震などで倒壊するリスクがあります。修理の相談も賠償責任も問えないため、無縁墓のような荒れた墓地の隣は忌避すべき条件となります。空き家と同じです。
②については、地盤が弱い場所などは地震の影響が集中して出ていることが多い点が挙げられます。数メートル離れただけで地盤が弱くなるという場所もありますので、地震の被害はその土地の安全性を見るための一つの指標となります。
③については、当院でもよくありますが、高齢者の方などが墓地に車をぶつけたりこすったりすることがある点です。角地や駐車場の目の前はとても良い条件に見えますが、高齢者のドライバーが増えている時代においては、やや気を付けるべき問題となります。
お墓を探す際、ノルマを課されていたり、借入返済のために利益優先になってしまっている場合は上記のようなデメリットの説明を思うように受けられない場合がありますので注意が必要です。当院の相談でもよくこの点は話題になります。本当によい霊園やお寺であれば、その土地のメリットだけでなく、正直にデメリットや懸念点などもご案内してくれるはずです。私たちもその後者の部分を大切にしています。
消費者の側も最低限の知識を得て、主体的にお墓選びに携わっていくことが肝要だと思われます。よいお墓選びをしたいものですね。
お困りの際は住職やスタッフが丁寧に対応しますので、まずはご希望をお寄せください。春の彼岸からはお墓の見学も増えるため、今の時期が大変おすすめです!
どうぞ宜しくお願いいたします。