会話が続く!リアル旅会話135:意図的な強調
会話が続く!リアル旅会話 3月度
WEEK1:英語のリズム ✈[意図的な強調]
🔖 Listening Quiz ①
一「強勢の置かれない」単語があえてはっきり発音される場合 ー
文の中で強勢が置かれない単語は、普段は弱く発音されますが、例外的にはっきり発音される場面もあります。たとえば、
·ゆっくり·相手にわかりやすく話そうとしているとき
·プレゼンテーションやスピーチなどの人前で話すとき
·コンマやピリオドなど、文の区切りがあるとき
·次に何を言うか考えながら話しているとき
などに、普段弱く発音される単語を伸ばして、はっきり発音することがあります。ここでは、考える時間を稼ぐための例を見てみましょう。
🔍ドラマの内容
《会話が続く!リアル旅会話85:Flea market treasure hunt ✈[ルールを確認する]》より
サマー先生が参加した、宝探しのイベント。30個のアイテムを見つけなくてはいけません。主催したザックさんがもう一つ、特別なアイテムがあることを教えてくれました。
〈宝探しのイベントで、主催者のザックさんが特別なアイテムについて説明〉
Zac:There is also a ... hidden prize. It's called, "The ... The Golden Egg Hunt."
➡:それともう一つ …… 隠し賞品も用意してあるんだ。その名も「ゴールデン・エッグ・ハント(金の卵探し)」
🔖 Listening Quiz Point ①
There is also a ... hidden prize. It's called, "The ... The Golden Egg Hunt."
➡:それともう一つ …… 隠された賞品があるよ。「ゴールデン·エッグ·ハント(金の卵探し)」と呼んでいるんだ。
🔍 Listening Quiz Point ① 解説
📝〖There is also a ... hidden prize.:隠された賞品もあ〗
ここでは、scavenger hunt「宝探しゲーム」の中に用意された特別なミッションについて話してます。参加者が簡単には見つけられないように隠されていて、「見つけた人だけがもらえる特別な賞品」だと言っています。
prize:賞品/賞金
🔊[発音]
話し手が次の語を考える間、時間を稼ぐために a の発音を伸ばすことがある。その場合は、普段の「ア」ではなく 「エイ」や「エーイ」と発音されます。通常の発音とは異なるため注意が必要です。
📝〖It's called, ~:〜と呼ばれている〗
be called ~:〜と呼ばれている
《[be動詞 + called + 名前]の型で「〜という名前である / 〜と呼ばれている」》という、名称を説明する際の定番のフレーズです。本来であれば、直前に出てきた hidden prize「隠された賞品」が何と呼ばれているのかを言う流れのはずですが、ここでは言葉を探しながら話しているため話の流れが崩れ、賞品の名前ではなく、この「特別な隠された賞品を探すゲーム」の名称を言っています。
📝〖"The ... The Golden Egg Hunt":ゴールデン·エッグ·ハント〗
「金の卵探し」というゲームの名前です。
🔊[発音]
次に続く言葉を考えながら話しているとき、通常は「ダ」と発音される theも伸ばされて「ディー(thee)」のように発音されることがあります。
🔖 Listening Quiz ②
一「強勢の置かれない」単語があえてはっきり発音される場合 ー
英文では、どの単語に強勢が置かれ、どの単語が弱く発音されるかが決まっています。しかし、実は話し手の意図や感情によって、あえて特定の語を強調して発音することもよくあります。たとえば、
·強い感情(驚き·いらだち·感謝など)を込めたいとき
·「あくまで個人的な意見である」と強調したいとき
·「ここが重要だよ」と注意を向けたいとき
などです。こうした場面では、普段は弱く発音される単語であっても、意図的にはっきり発音されることがあります。
🔍ドラマの内容
《会話が続く!リアル旅会話78:At a museum ✈[アトラクションを体験する]》より
〈LAリバーのお散歩ツアーで〉
お散歩ツアーに参加したサマー先生。ガイドさんと合流して改めて名前を聞く場面から。
Anthea:Hi. I'm Anthea. This is Kasha. Welcome to Frogtown and the LA River.
➡:こんにちは。私はアンシア。この子はカーシャよ。フロッグタウンとLAリバーへようこそ。
Summer:Can I ask your name one more time?
➡:もう一度お名前を聞いてもいいですか?
Anthea:Anthea.
➡:アンシアよ。
Summer:Anthea. Nice to meet you.
➡:アンシアさんですね。お会いできてうれしいです。
Anthea:Nice to meet you.
➡:こちらこそ。よろしくお願いします。
🔖 Listening Quiz Point ②
Nice to meet you.
➡:お会いできてうれしいです。
Nice to meet you.
➡:こちらこそお会いできてうれしいです。
🔍 Listening Quiz Point ② 解説
📝〖Nice to meet you.:お会いできてうれしいです。〗
初対面のときに使う定番のあいさつです。日本語の「はじめまして」という意味で使われます。
🔊[発音]
語尾の t のあとに you が続くと、「チュー」や「チュ」とつながることがよくあります。Nice to meet you. の meet の t の音と you がつながると、「ミーチュ」のように聞こえます。
📝〖Nice to meet you.:こちらこそお会いできてうれしいです〗
「Nice to meet you.」と言われると、つい「Nice to meet you, too.」と返すべきだと思いがちですが、実は you を強調して Nice to meet YOU と返すのも非常に一般的です。you の強調には「(あなただけでなく)私の方こそ=こちらこそ」という対比の意味が含まれており、「私の方こそお会いできて嬉しいです」というニュアンスで使うことができます。
同じように、相手から Thank you と言われた時も you を強調して Thank YOU と言えば、「こちらこそ、ありがとうございます」というニュアンスとして使うことができます。
🔊[発音]
感情や特別な意味を込めて単語を強調したいとき、ネイティブスピーカーは前後に一瞬の間を置くことがよくあります。その際、通常はつながるはずの単語がつながらなくなる。ここでは you を強調しているため、meet you が「ミーチュ」とつながるのではなく meet の語尾の t の音が落ちて you をはっきり「ミーッユー」のような発音のなります。このようにあえて強調された語が聞き取れると、話者の感情を正しく理解することができるようになります。
🏷️おさらいクイズ ①
意図的にはっきり発音されている単語についておさらいしましょう。
《会話が続く!リアル旅会話78:At a museum ✈[アトラクションを体験する]》
オスカー受賞体験をするときに、スタッフが名前の入力について説明してくれたシーンから
You can use[a] stage name or nickname.:芸名やニックネームを使っても大丈夫です。
スタッフは次の言葉を探しながら話しているため、a 「エーィ」とはっきり伸ばした発音になっています。
➡:カメラがある場所に、写真があるかもしれない。
🏷️おさらいクイズ ②
《会話が続く!リアル旅会話105:Horseback riding ✈[馬の性格について聞く]》
乗馬体験で、インストラクターのアレックスさんが、馬の食べ物の好みについて教えてくれています。
They'll pretty much eat anything They'er not very picky. They'll eat anything:だいたい何だって食べちゃうの。好き嫌いもなくて、何でも食べるよ。
一つ目の eat anything は anything は強調するために eat で一旦間をおいて「イーッエーニティン」のようになります。
二つ目の eat anything は t がフラップ音(日本語のラ行や、速い d の音のように)になり「イーレニティン」のようになります。
🔻🔻英文のリズム ✈【まるっと覚えよう】🔻🔻
考える時間を稼ぐ場合。
〈通常〉
📝I want to go to[⭕ ゴウラ ]the supermarket.:スーパーに行きたい。
〈to のあとに考える時間を設けて発音する場合〉
📝I want to go to[⭕ ゴウトゥー ]… the supermarket.:えっと… スーパーに行きたい。
感情を込めて強調する場合。
〈通常〉
📝It’s not difficult at all[⭕ エラォ].:全然難しくありません。
〈allを強調する場合〉
📝It’s not difficult at all.[⭕ エッ アーォ ]:ぜーんぜん難しくないですよ。
🔷🔹 会話が続く!リアル旅会話 フレーズ備忘録 🔹🔷
Can I ask your name one more time?:もう一度名前を言ってもらえますか?
Can I ask ~? は《[Can I ask + 聞きたいこと]の型で、相手に丁寧に質問をする》際の定番のフレーズです。より丁寧に聞くには May I ask you something?:ちょっと聞いてもいいですか? ということもできます。
名前をもう一度聞きたいときには、似たような表現で What was your name again?「お名前は何でしたっけ?」とう言い方もあります。
not very ~:あまり〜ない / 全然〜ない
《[not very + 形容詞]の型で、程度が低いことを表す》定番のフレーズです。
picky:好き嫌いが多い / えり好みが激しい
《[be動詞 + picky]の型で「(食べ物などに)うるさい」》という意味です。