BTS(249)
(BTS240からの続き)
フレア:今回は、前回(BTS240)の残りだった健康保険の比較だよね。
セフレ:うん。個人事業主が加入する国民健康保険と、会社員や公務員が加入する健康保険の比較だよ。
サブレ:年金の次は健康保険なんだね。
セフレ:では、それぞれの健康保険の加入者、保険料、扶養制度や各種手当の順で説明するね。
サブレ:よろしく。
セフレ:国民健康保険の加入者は自営業、農林水産業、無職、年金受給者、学生が加入するんだよ。
チフレ:自営業の配偶者が主婦(主夫)の場合、無職扱いだから国民健康保険に加入だよね。
セフレ:そうだよ。
テブレ:自営業の子供や学生はどうなるんだ?
セフレ:自営業の子供や学生も国民健康保険に加入するんだよ。
カブレ:ということは、自営業の家族は全員が国民健康保険に加入なんだな。
セフレ:そう。自営業の家族全員が無職ならね。しかも国民健康保険の場合は、子供や学生の一人一人に保険料が必要だよ。
サブレ:だとしても、家族割とか学割みたいなものがあるんだよね。きっと。
セフレ:その件は、国民健康保険の保険料の中で説明するよ。次に、健康保険の加入者は、会社員と公務員の他に、一定の労働時間などの条件を満たすパート・アルバイトの人も健康保険に加入だよ。
テブレ:会社員の配偶者や子供は、国民健康保険ではなく会社の健康保険に入るんだよな。
セフレ:そうだよ。会社員の家族は、会社の健康保険に加入だよ。
カブレ:会社員の場合、家族分の健康保険料が無料になるとか、健康保険料が会社や地域によって違うとか言われているけど、本当なのか?
セフレ:結論から言えば、その通りで本当だよ。それも含めて、次の保険料の内容で説明するよ。
フレア:よろしくね。
セフレ:まず国民健康保険の保険料は、自営業である主人の家族で働いていない人は、赤ちゃんから高齢者まで、全員がそれぞれ加入することになるよ。しかも保険料は全額自己負担だよ。
フレア:それだと子供も、国民健康保険に加入手続きして自分で保険料を支払うの?
セフレ:家族の場合は、世帯主が自分の保険料と家族の分をまとめて納付するんだよ。
サブレ:国民健康保険の具体的な保険料はいくらなの?
セフレ:国民健康保険の保険料は、全員一律の金額ではなく、前年の収入の有無及びその金額、世帯の被保険者(加入者)の人数や、年齢などから算出するのだけど、所得に対する税率(所得割額)や加入者一人当たりの課税金額(均等割額)などが、世帯が暮らしている区市町村によって違うんだよ。
フレア:なぜ、住んでいる区市町村によって保険料に違いがでるの?
セフレ:それは、区市町村の財政状況、その区市町村に住んでいる加入者の年齢層や所得の状況などに違いがあるから、各区市町村の状況に応じて算定方法、保険料(保険料率)などを区市町村ごとに決めているんだよ。
サブレ:じゃ、相場感としての保険料は、いくらぐらいなの?
セフレ:まず、2025年ベースの年齢区分で未就学児(6歳以下)は一人当たり年間約1万円弱だよ。
テブレ:赤ちゃんでも年間1万円弱払うんだな。
セフレ:そして、前の年の個人事業での所得が600万円の場合は、一人当たり年間約70万円程度だよ。
フレア:子供の場合は無収入でも年間約70万円なの?
セフレ:6歳以上で18歳未満の子供の場合は、一人当たり年間約1万8千円程度だよ。
サブレ:会社員などが加入する健康保険は、いくらくらいなの?
セフレ:まずその前に、会社員が加入する健康保険には大きく2種類あって、中小企業の従業員が加入する「協会けんぽ」と、大企業やグループ企業がそれぞれで独自の「健保組合」を組織しその従業員が加入しているんだよ。
サブレ:で、保険料は?
セフレ:大企業などが組織している「健保組合」では、それぞれの企業において独自の保険料の計算方法があり、中小企業が加入する「協会けんぽ」の場合は都道府県ごとに保険料率が決められているんだよ。
サブレ:大企業は除くとして、中小企業に勤めている場合の保険料は?
セフレ:中小企業に勤めている会社員の所得が年間600万円(月50万円)の場合は、年間30万円程度だよ。ただし、会社員などが加入する健康保険の保険料は、厚生年金の保険料と同様に、会社との折半になるから実質の負担は15万円程度になるよ。そして配偶者が年収130万円未満の場合は、配偶者は被扶養者として会社の健康保険に入ることができるから、被扶養者となる家族は保険料を別途、支払う必要はないよ。
カブレ:ということは、被扶養者となった家族は、実質、無料で健康保険に加入できるんだな。
テブレ:家族や親族であれば、誰でも被扶養者になれるのか?
セフレ:一応条件が合って、事実婚や内縁関係を含む配偶者や子、孫、兄弟姉妹、父母、祖父母、曾祖父母などの直系尊属は同居・別居に関係なく生計を共にしていることで、それ以外の3親等内の親族(伯叔父母、甥姪、配偶者の父母や連れ子など)は同居していて、かつ生計を共にしていることだよ。
フレア:結構、幅広に被扶養者として認定されているんだね。しかも全員無料だしね。
チフレ:そこって、国民健康保険との大きな違いだよね。
サブレ:やっぱり、会社員や公務員は優遇されているんだね。いいなぁ。
セフレ:更に健康保険には、 業務外の病気やケガで連続4日以上仕事を休み給与が支払われない場合に、給与のおおよそ3分の2が支給される「傷病手当金」や「出産手当金」の他に、定期健康診断、スポーツジムの利用料金補助、旅行代金の割引、保養施設の利用などの独自のサービスがあるよ。
サブレ:会社員や公務員は、本当に手厚い福利厚生だよね。
セフレ:さらに、退職後も長年勤めていた会社の健康保険に引き続き継続加入できる制度もあるみたいで、75歳まで加入できる企業もあるようだよ。
チフレ:ん? 何故75歳までなの?
セフレ:75歳の誕生日を迎えると、全員が後期高齢者医療保険に自動的に移行する制度があるんだよ。年間の保険料は約96,000円程度だよ。
サブレ:もう、会社員や公務員しか勝たん!
フレア:また、それだね。
(BTS250につづく)