【物 流】森トラスト 神戸に冷凍冷蔵倉庫を開発 物流施設事業に参入
森トラストはグループ会社のエスリードリアルティと、兵庫県神戸市の六甲アイランド冷凍・冷蔵機能を備えた賃貸物流施設「神戸六甲MT Logi Cold」を開発した。2026年1月30日に完成しており、同社は物流施設事業に初めて参入する。
森トラストはポートフォリオと事業参入の好機と判断し、物流施設事業に参入した。物流施設の需要は従来から堅調に推移しており、特に近年は食品EC市場の拡大や冷凍食品の需要増加を背景に、冷凍冷蔵倉庫への需要が高まっている。
また、既存の冷凍冷蔵倉庫の老朽化や冷媒規制強化などの影響により、建替需要も増加している。さらに、冷凍冷蔵倉庫は自社所有施設が主流だったが、建築費高騰などの影響で自社保有にこだわらない柔軟な拠点戦略をとる物流会社が増えてきており、賃貸冷凍冷蔵倉庫の需要は冷凍冷蔵倉庫への需要が一段と高まっている。
神戸六甲MT Logi Cold が位置する六甲アイランドは、物流マーケットが好調な近畿圏の中でも湾岸エリアに位置しており、コンテナターミナルを備え、関西主要都市へのアクセスが優れている。阪神高速5号湾岸線「六甲アイランド北」インターチェンジから約2㎞と海運・陸運の配送拠点として優れ、加えて大阪湾岸道路西伸部の整備が進行しており、今後も交通アクセスの向上が見込まれる。さらに六甲ライナー「アイランド北口」駅から約 1.5 ㎞に位置し、電車通勤が可能なエリアでもある。
建物は、延床面積約 12,900平方mの地上4階建てで、温度可変式(-25℃~5℃)の冷凍冷蔵機能を有する。1階には15台の大型(10t)トラックが同時に接車可能なトラックバースを設けており、配送拠点として迅速かつ効率的な入出荷オペレーションが可能だ。これらにより、広域配送拠点として高い機能性と実用性を兼ね備えている。環境面ではCASBEE神戸ver.3でAランクを取得し、全館LED照明や非常用発電機、太陽光発電設備を備え、敷地内にはEV充電スタンドも設置する。
森トラストでは、引き続き既存の事業領域に関連する分野のみならず、社会のニーズを捉えた事業の発展を目指す。
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