西美濃のマチュピチュ
2019.03.10 12:00
ネットで話題の、揖斐の「上ヶ流茶園」さん。行ってきました。西美濃のマチュピチュ、とことわるからには、東美濃にもそう呼ばれる土地があり、また日本全国にも同様の呼称の地があるのかな、と想像してしまいました。平日の小雨の時折落ちてくる天候もあり、レーシングレプリカのバイク一台とすれ違うだけで、人影も地元の方のみでした。駐車場は15台程度のものがあるとのサイト情報。しかし、見つけることが出来ず、休憩所脇から下方を撮影してこの日は帰路に。
「天空の遊歩道」とやらを登り、さらに高見から遠望するなら、きっとマチュピチュに似た景観を愉しむことができたのでしょう。ここまでの車道もかなり険しく、耳が痛くなるほど。遊歩道を登攀する体力がこのときの僕にあったのかどうか、怪しいものですが。是非また訪れたいです。
上掲は、帰路に見つけた、「ただの崖に設置されたガードレール」です。周辺を詳細に観察してはみたものの、施設や設備らしきものは無く、そもそも道が無いのです。しかも低い位置。一体何のためのガードレールなのか、誰かご存知の方、教えてください。なんとも場違いな、不可思議な景観です。
そしてさらに帰路。上掲は元「日東あられ粕川工場跡」です。廃墟か、と期待したのに、別企業の看板が掲げられていて、入口の詰所らしき建物には人影が。建造物は東西に長く続き、西の端にある施設は明らかに廃墟なのです。日東あられの本社および隣接の工場は、すでに取り壊しが始まっています。廃墟なら、ここだけでも観たいいいい! この抑えがたい衝動。しかし、衝動だけです。もし、20才若ければ躊躇なく忍び込んでいたでしょう。諦めます。無念。残念。諦念。観念。