リレーアタック対策
先日TVを見ていたら、自動車盗難のニュースが流れていました。
そのニュースでも触れていましたが、最近は「リレーアタック」という手口が広がっています。
【そもそもリレーアタックとは?】
リレーアタックは近年主流になりつつある、純正スマートキーを利用して犯行に及びます。
スマートキー装着車は、ポケットに鍵を入れておけばドアの開錠ができて、エンジン始動ボタンを押せばエンジンがかかりますよね。
鍵を持っていなければ(キーが電波到達距離外にあれば)、ドア開錠・エンジンスタート共にできない仕組みになっています。
リレーアタックは 特殊な電波増幅装置を用いて、あなたが持っているスマートキーの電波到達距離を伸ばし、あたかも車の側にキーがあるような状況を作り出します。
擬似的に キーを持っているのと同じですから、ドアを開錠して、プッシュスタートでエンジンを掛けて持ち去るのみ。
これまで主流だった盗難手法は、いずれも何らかの車内作業が必要だったことを考えると、リレーアタックは今までで一番簡単な手口で、ファミレスやスーパーの駐車場に停めてる間にもササッと犯行が可能です。 私がTVで見たケースは自宅駐車場での盗難でした。
【リレーアタックをどう防ぐ?】
アマゾン・楽天などの通販サイト や カー用品店の店頭では、スマートキーの電波を遮断するケースが並んでいます。
車のキーを電波遮断ケースに入れて、窃盗犯が持つ電波増幅装置までスマートキーの電波が届かないようにしてリレーアタックを防止するというものです。
が、スマートキーの電波を遮断してしまうので オーナーさんは車に乗るたびにキーをケースから出し入れする必要があります。
つい億劫になって、キーをケースに入れなかった時に限って訪れる不幸が安易に想像できます。
当店では、電波遮断ケースより もっと簡単に、リレーアタック対策が行える施工をしています。
いつの間にか面倒になって、使わなくなるようなセキュリティ対策では意味がありませんから。
防犯上の観点から、詳細についてはここで書けません。
リレーアタックによる車両盗難が気になる方はお気軽にご相談ください。